雑火屋
Colt_M1877
2016/11/23 (水) 10:55:23
「色オノノ、ちょっとやってみたいことがあるの」
悪ふざけ。
これは悪ふざけなのであって、別に、色オノノとやりたいわけじゃない。
そう自分に言いつけ、感情を沈めさせる。
「ん、何?」
彼女は無防備な姿でこちらを見る。
私は色オノノの唇に、自分の唇を重ね合わせた。
「……!?」
色オノノは、頬を真っ赤に染める。
「あ、え? ちょ、みょんちゃん……」
「能力発動条件、『対象と体液を交換する』達成、能力発動!『六次元開闢式・霊峰崩し!』」
「うがっ……」
色オノノの体が黝く溶け出す。それは重油の様にゆっくりと、しかし水の様にすらすらと、色オノノの身体を崩し、やがて原型を留めないほどにドロドロになった。
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凍結されています。
ええやん