あらすじ
「ここ...どこだ...?」
「みにたいむとらべる」を使って移動してきた空間
そこは、初めて来たのかもそうでないのかも区別がつかない、なぞのばしょ、オネット。
前編
http://zawazawa.jp/xyz/topic/1886
ぼくって、こんなやつ。
ぼくの名前はニンテン。ちょっとニヒルでネガティブっぽくて、
あんまり人の為になるようなことはしたいとは思わない、ちょっと変わった12歳。
でもママはそんなぼくもだいすき、って言ってたから、たぶんぼくは幸せ者なんだと思う。
すっごく頭がいいけど、エラソーでジコチューな友だち「デク」がいる。
あと、小さい頃から不思議な能力を持っているんだ。この不思議な能力が、物騒な事件と何か関係があるのかも?
しえん
199x年 イーグルランドの田舎町 オネット
ドォォォォォォォォン
雷霆「ん...」
雷霆「今の音は?」
タッタッタッタッタッタッタ
トレーシー「おにいちゃーん!」
雷霆「あ...トレーシー」
こいつはぼくの妹のトレーシー。なにげに手芸が上手い。
トレーシー「おにいちゃんも今の音で目が覚めちゃったの?」
雷霆「うん、まぁ」
トレーシー「外、見てきた方がいい?」
雷霆「何かあったら大変だから、ぼくが行って来るよ」
トレーシー「分かった」
過去の雷霆か………
タッタッタッタッタッ
バタン
「なーんだったのかしらあの音!あなたたち、平気?」
雷霆「ぼくはなんとも。もちろんトレーシーもね」
トレーシー「なんともないよ」
ぼくのママだ。ハンバーグが美味い。
ママ「それにしても、なんだったのかしら...不安だわ」
雷霆「ぼくが見に行ってくるよ。二人はここで待ってて」
ママ「わかったわ。ただ、服装はちゃんとしていきなさいね」
トレーシー「おにいちゃん、わたしも着いて来ていい?」
雷霆「トレーシーに何かあったら大変だろ?ここで大人しくしてて」
トレーシー「えー・・・」
とりあえず着替えなきゃ。なんてったって、ぼく今、パジャマだから。
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赤い野球帽。青と黄色のボーダーシャツ。それとリュックも。
雷霆「着替え終わった」
雷霆「それじゃ行って来る」
ママ「気をつけてね。なるべくはやく帰ってくるのよ」
雷霆「うん」
トレーシー「おにいちゃん、これも持っていって」
雷霆「クッキー?」
トレーシー「うん、もしもの為にね」
雷霆「ありがと、それじゃ」
スタスタ
近所のひとA「あ、こんばんわ。さっきあなたの友達が、パトカーの後を追いかけていたよ」
パトカー?何か事件でもあったのかな?
スタスタ
警官「やぁ、ニンテンくん。隕石がごーーーーーーーっと、
すごい音をたてて落ちてねぇ、そりゃもう大変だった」
雷霆「隕石が落ちてきたんですか」
警官「おれは平気だけどね、一般市民は今頃パニック状態だろう」
警官「そんなことよりさ、君の友達がうるさくて参ってるんだ。なんとかしてくれよ」
ポキカスか
警官「あれを見ろ」
「うーん、この隕石、何かヘンだよなぁ」
雷霆「おーい、デク、何やってるんだ」
デク「あ、なあんだ、ニンテンか。なんだ、やっぱりお前も気になってるんだろ?さっきの轟音」
雷霆「そうだけど」
こいつはぼくの隣に住んでいるデク。いじっぱりでうるさい奴なんだ。でも、観察眼はすごいんだ。目が肥えてるというか。
デク「この隕石が落ちてきた時の音らしい。こりゃすごい質量だ、ダイヤモンドで出来てたりするのかな?」
?
12歳のぼくにはまだ意味がよくわからない。
デク「とりあえずお前はもう帰れよ。明日、俺様がみっちり教えてやるからさぁ」
雷霆「帰るのはいいけど、お前ももう帰りな。警察から迷惑がられてるぞ」
デク「そんなこと知らん!俺様はこの隕石の研究をする。明日になったら聞きにこいよ。何でも教えてやっからさ」
雷霆「まぁいいや。ぼくはもう帰るね」
デク「それじゃあまた明日。質問の内容、楽しみにしてっから」
雷霆「はいはい、じゃあね」スタスタ
ニンテン?
motherの主人公のデフォルトネーム
2がネス
それは知ってるが
ニンテンと呼ばれて雷霆が反応してるとこに違和感があり
いや、オーエンとかニャオニクスプレスやアズマオウやハギワラやターシレオはともかく他は名前と言えないのばっかじゃん
つまり雷霆の本名がニンテンなのかなと考えてる
もうすぐで書けそうだから待ってくれよな、頼むよー
なるほど
それまでSSの大国の自分のSSを進めるか
3つやらなきゃいけないし
あとPingにもダンガンロンパSSあるし………
雷霆「ただいまー」ガチャ
ママ「きゃあっ、大変よ、電気スタンドが!」
ガシャーン
雷霆「うわっ!」
雷霆「こ、これは一体...」
なんと、部屋には電気スタンドが浮かび上がっていた!それも、何者かに操られているかのように、または、自ら意思を持つかのように。
雷霆「うっ!」
電気スタンドは浮かび上がり、ぼくやママにぶつかって来る!それに、家具やスタンドの破片が飛んできて痛い。
兎に角、なんとかしなくては。
ママ「そのバットで、なんとかできそうにない!?」
雷霆「え?」
ママはぼくの右手のバットを指して言った。
ママ「壊して動けなくすればいいかもしれない!」
雷霆「そ、そうか...!このバットでどうにかできるかもしれない!」
物は試しだ。ぼくは電気スタンド目掛けて飛び掛り、思い切りスイングをお見舞いしてやった!
SMAAAAASH!
すると電気スタンドは壊れて、動かなくなった。操られていた糸がプツンと切れたように。
雷霆「と、トレーシーは大丈夫?」
ママ「うん、別の部屋に非難させておいたわ」
雷霆「にしても、さっきのあれは...」
まったくもって理解不能だ。帰ってきたら、電気スタンドが突然浮かんで襲ってきたのだから。
1のネタも入ってんのね
なんだろうネスが全裸で歩いていたあそこっぽい
1では主人公の祖母だかがいたあそこ
マジカント?
それ
なんで思い出せなかったんだろ
すると。
ドン!ドン!
下品なノックが聞こえてきた。焦っている人の顔がふと浮かぶ。
ママ「うるさいノックの仕方ねぇ。こんな時間に何かしら...」
雷霆「一応、トレーシーはまだ非難させておこう」
雷霆「はーい、今行きまーす」
ガチャ
デク「たっ、た、大変だぁ。さっき、俺の家でな、人形が浮かんでいたんだ。UFOのように!それも、襲ってきたんだぜ!」
この怪奇な事件は、ぼくの家だけでは無さそうだ...
デク「んでよぉ、結局バットでボロボロにしてやったんだけど、その人形が俺のお気に入りでさぁ...悲しくって」
デク「いやいや、そんなことはどうでもいい。本題は、なぜこの怪奇現象が起こったか、ということだ。
おかしいと思わないか?さっきの隕石といい、今のポルターガイストといい...」
雷霆「ポルターガイスト?」
デク「あぁ、簡単に言うと心霊現象さ。誰も触ってないのに、物が勝手に動く。意思を持つかのようにだ」
デク「俺はその2つの現象に、何か関係があるんじゃないかと思っている」
デク「なぁ、そうは思わないか?そもそも、こんなのどかな田舎町に、そんな変な現象が起こる訳が...」
雷霆「その隕石の場所、どこに落ちた?案内して」
デク「い、いいけど...」
ぼくは早速、その隕石の場所へ向かった。
雷霆「ここがその...」
デク「俺様の研究結果なんだが、この隕石には、この地球には存在しない物質が含まれている!」
なんでそんな事分かるんだ...本当にこいつ、ぼくと同じ12歳とは到底思えない。
隕石の落下により、地面は陥没。隕石は、焼け焦げたように黒い煙を排出し続けていた。
雷霆「その謎の物質って、なに?」
デク「そこまではわからねえよ。ただ、チップみたいな形をしていて、金属と似た性質を持っているってことぐらい」
デク「やっぱりさ、さっきのポルターガイストと何か関係がありそうなんだよな」
雷霆「誰かがやった、ってこと?」
デク「そういうことだ」
デク「でもさ、まだ証拠とかが足りないから...今はよく分からない状態なんだけど」
ブーン
雷霆「じゃあ、次の手がかりを待つしかなさそう?」
ブーン
デク「かもしれないな」
ブーン
雷霆「あとさ」
ブーン
雷霆「さっきから変な羽音が聞こえるけど、何なの?」
デク「え?」
デク「こ、この...ハエ?」
???「ハエちゃうわ!」
雷霆「わっ、ハエがしゃべった!」
???「だから、ハエちゃうわ!」
デク「今のハエも進化したもんだな」
???「だからハエちゃうわ!」
???「ワシの名は、ブンブーン」
雷霆「いかにもハエっぽい」
デク「そんな種類、いたか?聞いたことないや」
ブンブーン「だから...」
ブンブーン「ワシは、未来からやってきた、未来人じゃ!」
デク「ど、どうやって!?み、み、未来から!?」
こういう話にはうるさいデク。頼むから静かにしてくれないかなぁ...。
ブンブーン「うるさい!そんなことより、ワシはお前達に大事な話をする為にわざわざ未来からやってきたのじゃ!」
ブンブーン「いいか、心して聞いて欲しい」
雷霆「それは、この隕石と関係があること?」
デク「さっきのポルターガイストは?」