クガタチ
【運命は浮気性】
対象と、起きた事象(事故や事件など)を定め、定めた事象に対して対象が有罪か無罪かを審判する能力。
能力の発動条件は、対象が目の前にいる状況で、定めた事象と、この能力の詳細を嘘偽り無く説明する事。
同じ人物に2回以上この能力を使うことは出来ない。
例外的に、対象が既に罪を償い(償おうという意思がある)更正している場合は、能力者が許せなくても、無罪扱いとなる。更正しておらず、再犯する可能性があるならば例外には入らない。
判決の結果、対象が無罪だった場合、対象には何も起きず、能力者の利き腕に酷い火傷を負う。
対象が有罪だった場合、強制的に自首させると共に、次のような罰が与えられる。
・腕に火傷を負わせる。
・数週間に渡り、身体に不快感を与える。
・強制的に再犯できなくさせる。
これらの罰は、罪の重さによって罰の度合いや長さが変わってくる。
この能力は、警視庁捜査課の一人が持っているが、その人物がだれかは国家機密。
過去に、10人以上の若い女性を誘拐し、凌辱し、弄んだ末に殺害した暴力団全員に一斉にこの能力を使ったところ、全員に次のような罰が一生続いた。
神経ごと腕が焼けただれる。
体の中に大量のムカデが這うような感覚。
何を食べても糞尿の味がする。
尿道の奥に針を入れられる感覚。
被害者の亡霊やゴキブリなどの幻覚。
自殺がなぜか失敗する。
その事件は、警察によって調査され、詳細を世間に公表した。
暴力団に対しては正式に裁判が行われ、7年後に全員に死刑が行なわれた。
この事件は後に、「渋谷集団誘拐袋詰め事件」と名前が付けられた。
(これらはフィクションです)
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長すぎだろ