みんポケ!

【SS】電子世界の勇者

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途中で投げ出すかも

わい@少女終末旅行
作成: 2016/07/08 (金) 18:18:30
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1
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:24:08

20XX年

文明の発達した地球ではあるスポーツが大流行していた

その名も
「Spatial battle」

競技人口は約5億人と爆発的に多い
概要は
運営が提供する無料の仮想空間に自分のアバターを作りそのアバターに自分の意識を転移させ、アバター同士で戦闘するというものだ
痛みなどは一切なく
武器、防具の種類は無限大
ステージもたくさんあるので常に新しい環境で戦闘できる
勝てば勝つほど自分の身体能力が上がり
さらなる高みに挑める

そんないい事だらけのSpatial battle
誰もがこのスポーツが廃れることはない

そう思っていた

2
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:29:10

レン「ふぁ〜...」

主人公のレン、正義感が強く、運動神経もいいが頭は悪い

レン「学校行くかぁ〜」

レンは制服に着替え、学校へ向かった

〜学校〜

先生「〜は〜であるからにして...」

レン「家帰ってスペバトやりてぇなぁ」クルクル

スペバトとはSpatial battleの略称である

先生「レン!真面目に授業を聞くように」

レン「はいはい...」

レンは嫌な顔をしてシャープペンシルを持った

3
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:35:45

〜放課後〜

レン「おっしゃあ!!家に帰ったぜ!!スペバトゥ!」

レンは家に帰るとSpatial battleをするためのヘッドホンをつけた

レン「〜♪」

レンの意識は仮想空間に送り込まれた

〜仮想空間〜

レン「おっ来たか!」

「お〜レン!やっと来たか〜」

レン「うっす!ユキト!」

レンの前に現れたのは水色の髪の高校生、ユキトだった

ユキトはレンの友達だ

ユキト「俺もレンみたいに強くなりたいなぁ」

レン「今はSBランク347だっけな〜俺」

SBランク・・・Spatial battleの強さを表すランク

ユキト「俺はまだ336だよ〜」

レン「俺とさほど変わんねぇじゃん」

ユキト「ははwwじゃあ一回バトルします?」

レン「おう!」

レンはバトルフィールドに向かった

4
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:48:52

〜仮想空間 バトルフィールド 山〜

レン 武器 日本刀【紅蓮】

ユキト 武器 氷結槍

Battle Start

レン「せいっ!」スパッ

すかさずレンの斬撃がユキトを襲う

ユキト「喰らわんよ!」カン

ユキトは盾で斬撃を防ぎ、盾で押し返した

レン「へっ...やるじゃん」

ユキト「特訓したからね」

レン「でも俺はバトルに時間はかけない派なんでね!」

Aggressive work
「閃斬」

ユキト(開始5分も経ってないのに!?)

ユキトは盾で防ぐが「閃斬」の威力に負け、盾が欠損してしまった

レン「隙あり!」

レンはユキトの脇腹を狙い踏み込んだ

ユキト「反撃するさ!」

Aggressive work
「アブソリュート・ランス」

ユキトが槍を突き出すと周りが氷の世界に変わった

さらに、氷柱がレンの肩を直撃していた

レン「ぐっ...」

レンはすぐに氷柱を抜いた

レン「負けるかあああ!!」

レンは氷の床を蹴り、間合いに一瞬で入った

レン「おりゃああ!!」

ユキト「っ!!」

ユキトの頭部が胴体と離れた

winner レン!!

その声と共にバトルは終了した

決着の条件・・・相手の頭部と胴体を離れさせるか心臓部分を破損させる

5
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:54:14

〜仮想空間 中央広場

ユキト「やっぱレン強いなぁ」

レン「お前も充分強いけどな」

ユキト「へへっ、そうすか?」

2人は楽しく談笑をしていた

しかし、次の瞬間その笑顔は消え去る

レン「さて、現実世界に帰るか」

ユキト「そうっすねぇ...」

2人がゲートを出ようとしたその時だった

ゲートが閉鎖されたのだ

ユキト「あれ?不具合かな?」

レン「なんか薄暗くなったし...不具合かな?」

辺りの人は中央広場で固まり、待機することにした

「うう〜なんかさみーよ...」

「早く帰りてぇ...」

レン「なんかおかしくねぇか」

ユキト「うん...こんなの初めてだよ...」

人々は不安を感じていた

6
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 18:58:42

その時

向こうから集団が来るのが分かった

レン「ん?なんか黒いアバターの集団にこっちに来たぞ?」

ユキト「運営かな?」

「運営の人たちか!」

「良かった〜」

そう言って1人が集団に近づいた瞬間

黒いアバターの1人に頭部を掴まれた

「あっ...!ぐあっ!」

「い、いだだ...」

通常感じないはずの痛みが何故か感じ始めた

???「ふんっ!」バキィ!!

謎のアバターはそいつの頭部を破壊し自分の体に取り込んだ

???「破壊活動開始」

謎のアバター達は一斉に攻撃を始めた

7
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 19:35:05

レン「っ!?なんだ!こいつら!」

ユキト「ていうか...中央広場からバトルフィールドに表記が変わってる!」

レン「なら...」

ユキト「始末するだけだ!」

レン「おらああああ!」スパンッ!

???「ぐああぅ...」

レン「意外に弱いなっ!」スパパ

ユキト「俺らだけで十分だぜ!」ザンッ

8
わい@少女終末旅行 2016/07/08 (金) 21:12:32

???「あぅ...」

レン「掃討完了っと...」

ユキト「おい!お前らは何者だ!」

???「俺らは...邪悪感染団...通称デスウイルス...」

???「宇宙を駆け巡って惑星破壊活動をしているのだ...」

???「ネット環境を支配した後データを餌として喰い現実世界に出現...」

???「そしてその惑星を支配する...それが目的だ...」グフッ

ユキト「つまりこいつらは超悪質なコンピュータウイルスか、そしたら現実世界に出現する前に始末すれば感染は防げるな」

レン「とりあえずコントロールタワーに行って運営にその事を!」

ユキト「おう!」