画鋲「親父が死んで画家の家督が俺に譲られたのは良いが...」
屋敷の屋根に寝転がり、呟いた
画家の若き当主、画鋲である
有力な大名であった画家だが、画家の当主、画用が病没
家督は息子の画鋲に譲られた
しかし画鋲には画用程の器量は無く、家臣等が相継いで謀反、画家は衰退していた
画鋲「俺に親父の代わりが務まる訳ねーだろーが、腹斬る事はめになるとは....」
起き上がり空を見つめる
雲一つ無い晴天だが心は土砂降りだ
画鋲「ガビョーン、次に攻めてくる鬱モナーの軍は三万、それに対して俺達の軍は三千....か」
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