シャルル・ルルー「ふむ、手裏剣か。『グランド・ファンタジー』。撃ち落とせ」
シャルル・ルルーに向かって投げられた手裏剣が空中で突然真っ二つになり失速してシャルル・ルルーに一歩届かず地面へと落下する。
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シャルル・ルルー「ふむ、手裏剣か。『グランド・ファンタジー』。撃ち落とせ」
シャルル・ルルーに向かって投げられた手裏剣が空中で突然真っ二つになり失速してシャルル・ルルーに一歩届かず地面へと落下する。
………(まあ当然の結果だとは思うけど………そういえばこのベランダって屋外なの?屋内なの?)
一応屋内かな
あーありがとうございます………
って何門番と話してるんだろ………
撒きびしで玄関は補強済みだしどうしよう………手裏剣は通用しそうにないし………うーん………
シャルル・ルルー「おっと、雨が降ってきたようだな……」
そうつぶやくと大雨とは言えないが小雨とも言えないぐらいの雨が降ってくる。
………
雨………なんかスタンドの方が喜んでるけど………今風邪ひいてるし………
まあいいや………
シュシュシュシュシュシュシュンッ!(今度はクナイも混ぜて投げる)
シャルル・ルルー「ふん、無駄だと言っている『グランド・ファンタジー』、さっきと同様に撃ち落とせ」
先ほどと同じようにクナイや手裏剣が真っ二つになる。
………(ここから降りて戦っても勝ち目はないし………相手のスタンドの正体もわからないし………)
ゴトゴトゴト…
バシュンッ!(何処からかキングサイズのベットを持ってきて投げる(やけくそ))
シャルル・ルルー「それは『グランド・ファンタジー』でも少しキツイな。だがそれも撃ち落とせる」
キングサイズのベットを見て驚くが直ぐに普段通りの姿に戻る。キングサイズのベッドはシャルル・ルルーまであと2mと言ったところで突然右斜めの方向に進行方向を変える。よく見ると20㎝程の雹が一つベッドの側面についている。斜め上空からベットに当たったようだ。
………(水分操作………?いや………まさかね………)
すると今度は例の誰かが入った時計を引きずって投げる
シャルル・ルルー「どれだけ投げれば気が済むんのか、私には理解できないな。『グランド・ファンタジー』、撃ち落とせ」
時計に右斜め横から30㎝程の雹がすごい勢いで大量にぶつかり進行方向を無理矢理変更する。
ああ………なるほどね………温度操作系ね………
シャルル・ルルー「残念だがその予想は間違っているな。『グランド・ファンタジー』、もう少しph値を下げろ」
そういうと雨に触れている辺りの木の葉や投げ出されたベッドや時計が少しづつ溶けていく
………!
ヤバイわね………このままでは………