2023年水無月便り。
こんにちは。また今年も梅雨の季節がやってきました。梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる季節現象です。梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。関東甲信の平年値は入りが6月7日頃で明けは19日頃が統計値として確定しています。今年は5月29日、気象庁は九州北部~東海地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しましたが平年より5日~8日早く、いよいよ雨のシーズンの到来です。更に翌日には九州南部も追加されました。尚5月の梅雨入りは、東海・近畿地方では10年ぶりのようです。積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し災害の危険度が高まったことを伝える情報について、運用の基準を変更して実際に発生が確認される前の予測の段階で発表することになり、5月25日から運用が始まりました。従来より最大で30分早く情報が発表されることになります。温暖化で極端な天気に見舞われている実感がありますがしっかりした対応が必要でしょう。天気予報はしっかり見る方ですがほとんど無関心な方も多いようです。近年極端な気象現象が多いので今まで以上に関心を持つ必要があると思っております。さて、この時期我が家での例年の行事はビワの収穫とラッキョウの塩漬けです。行事と言っても一家総出でやることではなく亭主一人が寂しくひっそりやっているだけですが我が家のビワは果実が大きくコクのある甘さで馬鹿にできません。ただ樹高が高く昔は難なく採取できたのですが足元不如意になってからは全く大変な作業になってしまいましたが食べたい一心でやっています。ラッキョウの塩漬けは死んだ親父の好物で全く其の血を受け継ぎ、息子も好物で率先して泥ラッキョウを買ってきます。良く水洗いし泥をしっかり落とした後、根の部分のひげ根はそのままにビニール袋に入れ一掴みの粗塩を入れよく揉んでまんべんなく塩をまぶし重石を乗せ冷暗所で4~5日漬ければよいのですが手間がかかるのはここからです。塩漬けしたラッキョウをよく水洗いし一つ一つ根の部分と上の部分2か所ただひたすら包丁で切り落とします。塩加減を見て塩抜きしながらタッパーに入れ冷蔵庫で保存すれば出来上がりです。大きいものは食べる直前半割にして塩の角ぬきに醤油を掛ければ食べやすくなります。酢漬けのラッキョウとは異なり生っぽい塩漬けラッキョウはこの時期しか食せませんが何とも言えない食感と独特の生ラッキョウの味は病みつきになります。更に今月は梅干しと梅酒作りが待っています。ヤマモモ酒も同様にこの時期の作業ですが、楽しみというよりはだんだん面倒な思いが強くなっているのはやはり加齢のせいでしょうか。
2023年6月1日
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半農半弓
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親戚からよくラッキョウ漬けをもらいます。甘酸っぱいので塩漬けのものではないと思いますが、いずれにせよ手作りのものは市販品とは違いおいしいですね。
きのう、アーチェリーのアト逗子の銀行に寄って金融取引?(チョット貯金しただけ)をし、それから会長の家の前を通って帰りました(自転車)。門の引き戸がよく開いていて、会長が掘りごたつに座っている後姿を拝めることが多いのですが、昨日は残念ながら戸が閉まっていて拝めませんでした。
甘酸っぱいのは酢漬けですが、全く世界が違うのが塩漬けの生ラッキョウです。これは好みの問題で全く受け付けないか病みつきになるかぐらいの差が出ます。酢漬けはこの塩ラッキョウをベースに甘酢に漬け込みます。この一寸なまくささが残る塩漬けは自分で作らない限り販売されていないのでこの時期だけにしか食せないのです。是非一度奥さんにでも頼んで作ってみてください。食べてみてこれは自分には合わないと思ったら酢漬けにすればどこにでも売っているような酢漬けのラッキョウになるので無駄にはなりません。