SSの大国　

あ、こっちでやってくれるんですね。助かります
元スレURLhttp://zawazawa.jp/pokerin/topic/3923?page=1

一章
魔王の日記

これは勇者安いぞの魔王討伐から数ヶ月後の無の国の跡地の事である・・・

旅人「ここか・・・」

彼は無の国の出身の親を持つ男。
叔母にほんの数ヶ月前にその事を告げられた彼は
無の国の跡地に親の墓を作ろうと旅に出たのである。紆余曲折あり三ヶ月。とうとう無の国の跡地にたどり着いたのである。

彼はそこで鍵付きの箱を見つけた。

旅人「何故この箱は残っているのか・・・他の物は全く残ってないのに・・・」

旅人「まあ良い、魔物では無いしな」

旅人は箱を開けたのだった・・・

そこには・・・

旅人「日記？」

箱の中には20冊ほどの日記があった。
どれも番号が振られており、大変几帳面な人が持っていたのだろう、文字も丁寧、それに年月の劣化もさほど感じないほどに手入れされていた・・・

旅人「まあいい、読もう」

旅人は、好奇心を止められなかった・・・

～日記～
×月×日
今日で私も120歳になる。
今日から日記をつけることにしよう。
正直言って今更過ぎるがまあいいだろう。
それにしても書くことがわからない。
この辺りで止めようか・・・

×月○日
遠征にいくことになった。
あの男は我々四兄弟をどう思っているのか・・・

○月×日
ようやく帰還だ。
さて、あのバカから王位を獲るか。

○月○日
成功した。
軍を味方にして弟をけしかけたら降散しやがった。
やはりあの男はバカだ。
さて、魔王になったがどうしよう。

旅人は、ここで読むのをやめた。

～第一章完～

第二章
新たな魔王たち

そして舞台は氷の国に移る・・・

???「ここか・・・」ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ

???「ここに地獄の門が・・・」ｺﾂｺﾂｺﾂ

???「地獄の門を開き・・私が魔王の力を手に入れれば・・・ﾊﾊｯ」

???「ここか・・・地獄の門とやらは・・・」

???「禍々しいな・・・しかし！」