ある日、人類は地球滅亡の危機に陥っていた
突然、空から降ってきた隕石
その中から出てきたのは
人型の巨大怪獣だった
世界政府はそいつを
「デオキシス」と命名
兵器を使い駆除に当たった
しかし、核爆弾をいくつも投下してもデオキシスは無傷のままだった
そしてデオキシスは地球を消し飛ばす光線を放とうとした
その時、
光の巨人が現れ、斬撃を放ち光線を相殺した
だが、相殺の威力により光の巨人とデオキシスは相互に消えてしまった
人類はその時の光の巨人を
「ウルトラマンエルレイド」と名付けた
それから数百年
ウルトラマンエルレイドというのは伝説の話という扱いをされていたが
デオキシスの件以来、地球防衛組織 GBOを設立し、いつでも対抗できるようにした
???「はい、今日も任務始めるよ!」
リーダー ダイゴの声がメンバーを起こす
???「ふぁ〜...どうせ怪獣なんてこないし、いいでしょ...」
隊員のユウキはまたベッドの中に潜った
???「よくないよユウキ!いつ怪獣がくるかわかんないだから」
隊員のハルカはユウキを叩き起した
???「ほんとだよ!怪獣は突然来るんだよ!」
隊員のトウヤは同じようにユウキを叱った
ユウキ「はいはい...」
ユウキは嫌々起き上がった
???「それより、とりあえず食堂行かない?」
???「ほんとだよ」
ユウキ「コトネとレッド飢えすぎだろ」
コトネ「えへへ」
レッド「いや飢えてないし」
ダイゴ「はいはい、早く行くぞ」
「はーい」
そんなGBOには
ある危機が迫っていた
〜深海〜
???「...グゥ...」カチンカチン
〜
「えーーー!!!???」
ユウキ「そんなぁ...海鮮定食がないなんて...」
おばちゃん「ごめんねぇ...なんか最近海の生き物がぱったり消えちゃったみたいなのよ...」
ユウキ「うぅ...じゃあ唐揚げ定食...」
おばちゃん「はいよ!」
ハルカ「まぁこういう事もあるよ!」
レッド「そうだぞ!気を落とすな!」
ユウキ「むぅ...」
「やっぱりおかしい!」
ユウキ「突然海の生き物が消えるなんて!」
トウヤ「考えすぎじゃないですか?」
ユウキ「俺はカントー湾に行って調査してくる!!」
トウヤ「隊長、いいんですか?」
ダイゴ「海に異常が起きると地球に関わるからな...許可しよう」
ダイゴ「ただし、レッドとハルカも引率するように」
レッド「了解」
ハルカ「了解」
ユウキ「じゃあ行くぞ!」
しーえん
〜カントー湾〜
レッド「ほら、何にも異常なんてないだろ」
ユウキ「むむ...」
ハルカ「さぁ、帰るわよ」
ユウキ「ちぇっ...」ポイッ
ポチャン...
コツン...
???「グゥ!?」
???「グオオオオオオオオオ!!!!!」ザバーン
レッド「...は?」
ユウキ「おいおい、嘘だろ?」
ハルカ「怪獣が...ほんとに?」
ザッ...ザザー
トウヤ「レッド達は急いで逃げて!」
コトネ「あいつは...?」
トウヤ「やつは大鋏怪獣 キングラー」
トウヤ「その大きなハサミでどんな硬いものも切断する、海の生物が消えたのはこいつの仕業だ...」
キングラー「グオオオオオッ!!!」ズザザ
戦闘開始
キングラーはハサミをブルドーザーのように扱いレッド達を攻撃した
レッド「に、逃げろおおおお!!」
コトネ「キングラーは完全にレッド達を敵とみなしてる!」
ダイゴ「まずい...!レッド達武器を持ってない...!」
キングラー「グオオオ!!」スッ
キングラーはハルカに向けてハサミを振り上げた
ユウキ「...!ハルカ!逃げろおおおお!!」
ハルカ「え...?」
レッド「ハルカ!」
レッドはハルカを突き飛ばし海にダイブさせた
ハルカ「っ...!レッド!!!」
レッド「あ...」
キングラー「グオオオオ!!!」ドオオオオン
キングラーはレッドを「クラブハンマー」でプレスした
ユウキ「レッドオオオオオオ!」
コトネ「そんな...」