ω-3(オメガスリー)
サーモンランで流れるBGMを演奏するスリーピースバンドだ。
チェロ、ティンパニ、DJという異色の構成で、変則的な8分の7拍子のビートの虜になったバイトの方も多いのではなかろうか。
アルギンの第一子、ヤキハラースが隠せし刀
彼はリーダーで作曲担当のチェロ奏者。
我々の年齢で言うと50代くらいらしい。
尖鋭的なもの以外は作品として認めず何者の言うことも聞かない頑固者だが、場の空気を気にする繊細な面も。
ただ不器用すぎて曲の中でしかその思いを表現できないようだ。
トラウト地獄谷より生まれし雄々しき緑の炎
常に正面を向き、一心不乱にビートを刻む。
目的に向かってひたすら突き進む、シャケらしいヤツだ。
他の個体の気持ちを組み取ることは不得手なようだが、そんな彼だからこそ生み出せる暴力的なリズムが、シャケの戦士を奮い立たせる。
真の鮭帝ヒズナマスの忠実なる僕
DJ担当の彼はメンバーの中では最年少。
かなり気性が荒く、何事にも斜に構えた態度をとる個体だ。
年長のメンバーに対しても、不遜な言動を繰り返す。
しかし、その適当で投げやりなプレイが生み出す予想不可能な展開が、ω-3の音楽の真骨頂ともいえる予想不可能なグルーヴを生み出している。
楽曲
囂々(ごうごう)
8分の7拍子の通常時曲。
竜穴(りゅうけつ)
イベント発生時の曲。
さらにヤバさが増した16分の31拍子、波乱のナンバーだ。