ハンガリーは来年のシルクロード旅の最終目的地で、その後ブダペストに永住する予定。落ち着いたら遊びにおいで。ハンガリーに初めて訪れたのは社会主義の雰囲気が色濃く残る90年夏で、暑くて埃っぽいしトラバントやラダがまき散らす排煙でゼホゼホで旅行者へのサービスレベルは低いしもう二度と来たくないと思った。その頃とはだいぶ変わったけど、当時のまんまのエリアもまだ残っている。以前とあるハンガリーに関するZOOM討論会で「この写真に写っているのはジプシーです」と発表したら、北大でハンガリーを研究している先生にポリティカルコレクトネスに考慮しなさいと怒られてしまった。
旧共産圏では全体主義という枠組みの元で民族間、宗教間の対立は抑圧されていた。クロアチア出身のティトーが70年代にクロアチア民族主義者を弾圧したので、クロアチアでは彼の話はタブーになっている。かつてマケドニアで民泊したらティトーの写真が部屋に飾られていたのにはちょっと驚いた。
冷戦時から燻っていたナゴルノカラバフ紛争が昨年秋に突然終結してしまったのは以外というか、アルメニア側から行けなくなってしまい残念。代わりにアゼルバイジャンの飛び地のナヒチェバンに行こうかと思っている。
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