ふるはいく!

第73代幹部引退挨拶 / 1

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第73代副将 大塚涼平 2024/11/12 (火) 15:10:51

いつもお世話になっております。
第73代副将を務めさせていただきました大塚涼平です。

まず、インカレ本戦をはじめ、震災直後から現在まで活動が続けられたことを幸せに思うとともに、皆様のご協力があってこその1年間でした。この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。結果で示すことができず申し訳ありません。そして、何より自分ら4年生全員が満足のいく結果ではないのが心残りです。

 後輩や同回に向けての言葉は予選が終わったときのふるはいくや本戦後のMTGで伝えたので、ここでは1年前にふるはいくで書いた言葉の答え合わせをしようかなと思います。
そのふるはいくには、“自分が選ぶ道を正解にする努力をする。”と書きました。ここでいう正解とは目標(インカレ総合10位)達成すること。そして道には数ある選択の中で特に、“スキッパーに転向すること”という決意表明を込めました。結果の面だけ見ればもちろん正解にはならなかったですが、この1年間を終えて得られたものは自分の中でかけがえのないものとなりました。例えば、OBやOGの皆様との関わりが増えたことです。どんな悩みを相談しても広い心をもって受け止め、解決策まで出してくださるし、技術の質問をしても+αの回答までしてくださり、早くヨットに乗りたい!とまで思わせてくださるその引き出しの多さとその引き出しから瞬時に適切な回答を持ち出す力、、もっと早くから関われたら、、と引退した今になって思いますし、直近の先輩方も皆同じようなことを言っていたなぁ、と思い出しました。あとは、純粋にヨットの楽しさが増えたことです。クルーの時に見られなかった視点でヨットをみることができました。どのヘルムが早いのか、どうやったら前に出すことができるのか、挙げだしたらきりがないですが、2人乗りである以上、やはりペアとのコミュニケーションが欠かせません。まだまだスナイプという艇種を極めていきたいし、他の470やシングルハンドの船はどうやって走らすのか、クルーザーにも興味がありますし、とにかくヨットという競技に対してさらなる知識を深めていきたいです。

 きれいな文章でまとめられず申し訳ないですが、もし、後輩のみんなの中でこの言葉を少しでも意識してくれる子がいたら、自分の経験から、次のように考えてほしいです。
 
これから選んでいく選択肢はどれが正解でどれが正解ではないのか、もちろん誰にもわからないです。けれど、正解のわかった選択をするよりも未来がどうなるかわからないまま悩み、考え、それでも突き進んだ選択をする方が結果的に後悔するかもしれないけれど、その分得られるものは大きく、納得のいく終わり方ができると思います。つまり、先行きが見えなくてもとにかくチャレンジしてみてください。ただがむしゃらにやるのもいいかもしれないですが、ちゃんと“自分なりに努力する“までがセットです。これからも応援しています。

最後になりますが、改めまして、文面上ではありますが、先輩方にはたくさんのご指導や激励のお言葉をいただきました。同回には今まで一緒に戦ってくれてありがとう。最後まで迷惑ばっかかけてごめん。もうちょっと素直になればよかった。後輩には、関わりづらい先輩かもしれないけどみんなの言葉や笑顔が心の支えでした。また、ヨット部への入部を許してくれた母親もありがとうございました。皆様のおかげで自分の中でかけがえのない4年間を過ごすことができ、幸せでした。今後ともどうぞよろしくお願いしたします。

失礼します

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