お疲れ様です。
いつもお世話になっております。
第74代金沢大学体育会ヨット部主将兼470リーダーを務めます、山内拓海です。
新チームが発足したことにあたり、遅くなりましたが、新幹部挨拶・意気込みをふるはいくにあげさせていただきます。
自分は主将とクラスリーダーという2つの立場からチームを見ていくことになります。それぞれの立場として最後の1年間の意気込みを書きたいと思います。
まずは主将として。この代での目標は昨年度と同じく「インカレ総合10位」です。そのためにはヨットの技術はもちろんですが「チーム力」という力も目標達成のための要素だと、江ノ島インカレで改めて痛感しました。チーム力をあげるための方針として「徹底」を掲げています。まずは主将である自分が誰よりもTSや整理整頓などを徹底しなければいけないのはもちろんですが、部員全員が同じレベルで徹底できるようにしていくことも大切だと考えています。総合10位のためにはチームが1つの方向にまとまって力を発揮出来なければいけません。この代は人数という力は十分に備わっています。主将として、部員全員が徹底して力を発揮できるように1つにまとめあげていきたいです。
主将としての目標は「誰よりも周りをみる」です。TSを守ったり、バースを綺麗にしたり、部員のモチベーションを把握したり、チームを1つにするために誰よりも周りをみて行動していきます。
470リーダーとして、まずは金大ヨット部で1番実力のあるスキッパーだという自信を持って、誰よりもヨットを上手くなろうとして、誰よりもヨットを楽しむ1年にします。洸太や陽樹、2年生たちにはどんな練習でも絶対に負けないし、他大学にもレースで負けないという気持ちを持って練習していきます。ただ、クラスリーダーとして自分だけが上手くなろうという気持ちではインカレ総合10位には届きません。470のみんなが上手くなれるように配艇や練習、MTGを考えていきたいです。他の人を上手くするためにも、自分が1番ヨットについて研究していきたいです。
クラスリーダーとしての目標は「誰よりもヨットを研究する」です。自分のために、チームのために、誰よりもヨットを研究して上手くなります。
2つの目標を書きましたが、部員のみんなにもこの2つのことはやってみて欲しいです。そしてこれに対して「自分の方が周りを見てる、ヨットを研究してる」と思った人は自分まで言ってください。負けじとさらに周りをみてヨットを研究します。そうやって、みんなで成長していけるチームにしたいです。
最後になりますがいつも応援してくださるOBOGの皆様、保護者の皆様、74代でもご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。両クラスで江ノ島の地に行けるよう全力で帆走っていきます。
お世話になっております。
第74代副将兼主務を務めさせていただきます、野々村碧衣です。
ここでは、私のこの1年の意気込みを書かせていただきます。長くなりますが、読んでいただけると幸いです。
インカレが終わり、最高学年となった今、ふと自分が1年生だった頃を思い返しました。ヨットという未知の世界に飛び込んだばかりの私は、泣き虫で怖がり、とにかく弱い人間でした。同回のみんなが次々と知識を身につけ、成長していく姿を横目に、取り残されることへの恐怖心を抱えながら、時にはヨットから距離を置きたくなることもありました。
しかし、何がきっかけなのかははっきり覚えていませんが、3年生になる頃にはヨットという競技の魅力に次第に惹き込まれていきました。ヨットが好きになるにつれて、同回との間に感じていた壁も消え、自然と部活動そのものを好きだと思えるようになりました。
今振り返ると、1・2年生の頃の自分に対して多くの後悔が残ります。なぜあの時、強風をあれほど怖がっていたのか。なぜ分からないことをそのままにしてしまったのか。こうした後悔を胸に、最高学年となったこの最後の1年、悔いのない活動を全力で行い、自分の後悔を払拭したいと考えています。
また、私のような後悔をするメンバーが出ないよう、部全体をサポートすることも大切だと思っています。そしてそれは、副将という立場にある私の役割だと感じています。主将である山内がクラスリーダーを兼任する中、彼を支えることが私の使命です。高校で主将を務めた経験を活かし、副将・主務として、チーム運営に尽力していきたいと考えています。
代交代から1か月が経ちましたが、幹部としてまだまだ未熟であることを痛感しています。自分自身、弱い部分は多々ありますが、技術的にも人間的にも成長できる1年にしたいです。そして、この1年が自分にとってもチームにとっても価値ある1年になるよう、全力を尽くします。
最後になりますが、日頃よりご支援くださるOBOGの皆様、保護者の皆様、そしてその他関係者の皆様に心より感謝申し上げます。私たちは、「インカレ総合10位」という目標に向けて、これからも全力で活動に取り組んでまいります。引き続き、温かいご支援とご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
第74代スナイプ主将を務めさせていただきます、佐々木穂乃佳です。1年間よろしくお願いいたします。
インカレが終わってずっと頭の中にあるのは「勝ちたい」という思いです。寝ても覚めても学校行ってても勝ちたいという思いが頭の中にあります。勝つための練習、チーム作り、リーダーとしての在り方など、この1年間は悩みまくると思います。余裕がなくなっても広い視野を持とうという意識だけは忘れないようにします。
代交代して1か月ほどたちましたが、練習メニュー1つとってもミーティングのやり方、内容も、全部いろいろなことをやってみようという段階で定まっていません。基礎を固めてどんどん効率よく成長できるように考え続けようと思います。
スナイパーの後輩たち、勝ちたい、インカレ出たい、ヨット上手くなりたい、いろんな思いで部活に来てくれてると思います。自分勝手だけど、私は勝ちたいのでそのためについて来てほしいです。時に残酷な決断をすることもあると思うけれど、この1年だけは私に食らいついてほしいです。一緒にいい景色を見に行きましょう。江ノ島行きましょう。
現在のスナイプチームは、自分を除き新2年性ばかりで構成されています。よって、チームの雰囲気は新2年生で決まることもあります。難しいチーム作りになると思います。OB、OGの皆様のサポートがより必要になります。今度ともよろしくお願い致します。
最後になりますが、いつも応援してくださるOB、OG、保護者の皆様、本当にありがとうございます。目標達成に向け全力で活動していきます。これからも金沢大学体育会ヨット部をよろしくお願い致します。
お世話になっております。
第74代マネージャーリーダーを務めます、桃井奏名です。
第74代マネージャーチームを作っていくにあたり、ひとつ大きなテーマとして"選手と同じ気持ちで勝ちを目指すマネージャーチームにしたい"と考えています。
幹部ミーティングでヨット部の今後について話す時によく出てくるのが「チーム全体で同じベクトル、熱量で勝ちを目指したい」ということです。しかし現状では部員全員がこのような形で勝ちを目指すことはできていません。もちろん今現在のマネージャーにも「選手を応援したい」という気持ちはあると思いますが、「このチームで絶対に勝ちたい」と自分ごとにして考えている人は少ないと思います。
その要因のひとつに、マネージャーがヨットのことをあまり知らず、部全体として選手は選手、マネージャーはマネージャーと分けて考えてしまうことがあります。現在のマネージャーは、ヨットのことや選手側の事情がよくわからないから疑問に思っても口出ししない、意見を言わない選択肢をとることが非常に多くなっています。このままでは、チームが成長できる機会を逃し続けることになります。
この現状を改善するため、まずはこれまで以上にマネージャーがヨットや選手を知ることができたり知りたいと思える環境作りを行っていきたいと思います。
と簡単に言っても、今年入部してくれた新2年マネージャーは4人もいます。自分だけが突っ走っていては理想のマネージャーチームを作ることはできません。周りを頼るという意味でも、新2年マネやOBさん、幹部、新2年選手達の意見を聞きつつ、選手に負けないぐらい強いマネージャーチームを作っていけたらと思います。
次に個人としての抱負を書かせていただきます。
私はこれまで、甘えてばかり、妥協してばかりの2年間を過ごしてきました。何度かふるはいくにも書いてきましたが、今年は"3年生だから" "マネージャーだから"という理由で妥協することのない年にしたいです。
また、新2年マネをはじめとした後輩たちの手本となれるよう、料理などマネージャーとしての従来の支え方だけでなく選手を俯瞰した目で見つつ選手と同じベクトルでチーム運営に携わっていくことを自分が誰よりも意識しようと思います。
そして1年後、この1年間は本気で勝ちに向かえたと自信を持って言えるようにします。
大変長くなりましたが、これを読んでいる現役の皆さんには"選手とマネージャー"という分け方ではなく、「個人個人が金大ヨット部という組織に集まって勝ちを目指していく」「目標を目指す形が選手としてなのかマネージャーとしてなのかという違いしかない」という考え方を持ってほしいです。
私がここに書いたことは簡単には成し遂げられないと思います。だからこそ、部のあり方に対して疑問に思ったり意見があれば幹部や他の部員に伝えてください。そのままにしないことが部の成長に繋がります。至らないことも多いと思いますが、1年間よろしくお願いします。
最後になりますが、私共を応援してくださっているOB・OG、保護者、その他関係者の皆様、誠にありがとうございます。皆様からの応援を胸に、目標達成へ向け精進して参ります。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
第74代主務兼会計補佐を務めさせていただきます、石川拓武です。
江ノ島インカレからはや1ヵ月ほど経ち、現役最後の年になりました。
自分はありがたいことにこの3年間、金沢大学体育会ヨット部の一員としてインカレ本選の景色を見させていただきました。
1年生のころは、ヨットに乗りインカレの場で戦う先輩方の姿を見て、いつか自分もあのようになりたいとただただ憧れるばかりでした。
2年生のころは、本選で選手としてレースに出場させていただきましたが、自分の力不足や部活に懸ける思いの違いから、分からないことも多いままただ終わってしまったなと今思います。
3年生のころは、練習で出来ることも増え、レースで少しずつ結果を出せる場面も増えて、予選から選手としてヨットに乗らせていただき自分たちが持てる力がどれほど通用するのだろうかと、始めは楽しみな気持ちでいたのですが、思うようにいかないことが多く、改めてヨットの難しさを痛感しました。自分が所属する470チームは江ノ島インカレに出場することはできましたが、結果は振るわず改めて全国の壁の高さを感じました。ヨットを乗るうえでの技術は勿論、チームのあり方、人としてのあり方等で刺激を受けることが多かったです。また引退された4年生の先輩方を1年間見て、勝ちに向かって進み続けることは並大抵のことではないと思いましたし、そもそも最後にそう思っているようでは自分はまだまだ勝ちに向かう気持ちをつくることが出来ていなかったのかなと思いました。そう考えると4年生の先輩方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。3年生としてチーム面でもヨット面でも支えていかなければいけない立場であったのに自分に出来たことがあるのかといったら自信をもってあると言えるものは少ないですし、頼りない後輩だったかなといろいろ思うところがあります。
後悔は一旦ここまでにして、
自分たちの代ではこのような思いはやはりしたくありません。後輩•同回にもしてほしくないですし、させたくありません。皆で再び江ノ島に行って日本一のチーム、最高のチームだったと言いたいです。そのために必要なことは多く、困難なものばかりではありますが、挫けず、ひたむきに活動していきます。自分は物事を考えることが苦手でそれを言葉にするのも苦手で、正直言って傲慢ではない本当の自信を自分に持てていません。始めはヨット楽しそうだけで入部した自分ですが、今はそんな自分を変えたいし、この部活でならいくらでも変えれると思います。どんな道であれ、最後に皆と見たい景色があるのなら、この1年間やりきります。
最後になりますが、金沢大学体育会ヨット部を応援してくださるOB、OGの方々、その他関係者や保護者の皆様、いつもありがとうございます。この1年間様々な場面や形でお世話になったり、ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、これからも心から応援したくなるような部であるよう努めます。今後ともご支援やご声援をよろしくお願いいたします。拙い文章であると思いますがここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
いつもお世話になっております。第74代主務を務めます、新3年470クルーの一場勝稀です。
早速ではありますが、今年度の私の抱負は「つなげる」です。
ひと口に「つなげる」とは言っても色んな意味があると思います。そこに自分の思いを乗せてお伝えできたらと思います。
1つ目は、新3年で幹部になったことです。新3年で幹部になった経緯は新4年生の人数的な問題が最も大きな要因でした。「3年はヨットを上手くなることに専念するべき」という学年の役割に反するところがあると思ったのは正直なところではあります。しかし、自分たち第75代を考えたときに大きな財産となると確信しています。第74代の挨拶で言うことではないとは分かってはいますが、あえて言わせてほしいと思います。自分たちは3人の学年です。個人的には自分たち3人で他の学年に勝る“厚み”を持つ学年だと自負していますし、信じています。そんな3人であっても限界があることは間違いありません。今年1年で学ぶであろう全てのことは第75代に大切な経験として“つなげ”ていきます。主務の仕事はたった2ヶ月ほどしかやっていませんが、決して楽な仕事ではないです。ヨット部の運営に携わることが糧になると信じて取り組んでいきます。
2つ目は、上回生と下級生の架け橋になることです。昨年度は2年生で1年生の教育をする難しさを感じた1年間でありました。いかに金沢大学の大学生から金沢大学体育会ヨット部の大学生として厳しい活動環境に適応してもらうのかという難問に答えは無かったです。その1年生次第ではありますが、やっぱりヨットの楽しさ、面白さを知ってもらうことが一番の近道でした。1年生を教える2年生を支えるのは3年の仕事です。お互いが頼り頼られる関係性を作り上げるために報連相を各学年間で欠かさず、循環を止めない架け橋として“つなげ”ていきます。
3つ目は、旧艇庫から新艇庫に継承することです。現在、2025年の年初に旧艇庫の取り壊し、2026年の春先に新艇庫の完成が予定されています。旧艇庫での活動を知る最後の代として新艇庫の完成をみることが重要な仕事の1つだと思っています。滝港での練習は七尾に比べ、制約や外海のコンディションから過去のような自由度の高い練習はできません。七尾の環境は制約は少なく、内海は穏やかなコンディションでとても恵まれていたのだと思い知らされました。代々受け継がれてきたヨット部の艇庫と七尾の環境を未来のヨット部に“つなげ”ていきたいと思います。
最後になりますが、金沢大学体育会ヨット部を応援してくださるOB、OGの方々、保護者、その他関係者の皆様いつもありがとうございます。この1年間は今の自分にとっても、未来の自分にとっても重要な意味を持ったものになるだろうと思います。まだまだ未熟なところばかりなので、まずは今できることをひとつずつ積み上げ、逆境も楽しんで成長していきたく思います。今年度1年間、第74代金沢大学体育会ヨット部をよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
第74代会計を務めさせていただきます、谷山実咲です。
大学生活いろいろな選択肢がある中で私は(ヨット部のみんなは)体育会系の部活に所属することを選びました。私は体育会系の部活と、サークルなどのそれ以外の活動の違いは楽しむだけでなく、みんなが共通の目的に向かって進んでいくこと(強くなっていく)そしてそれを次に伝えて行くことだと考えています。
第74代ヨット部ではインカレ総合10位を目標にしています。私はこれが共通の目的ではないのかと思っています。
以下、色々な要素や考え方があるのに加え、まだまだ知らないことが多い未熟な私ですが今考えていること実現したいと思っていることを書きます。ご指摘あればご指導願います。
ヨットで総合10位を目指すほど強くなるには?
私はこのヨット部に所属していた2年半で主にメンタルと技術ではないのかなと思いました。
メンタル面では、最終目標を団体戦で目指しているからこそチームからの影響も大きいのではないかと考えています。レースメンバーの方々がレースの場で本気で戦えるメンタルを持てるように、今から私も含めたみんなが人間として成長して最後の舞台に向かっていい環境を作り、困った時も本音で話し合い支え合えるチーム作りをしたいです。
技術面では、それぞれ全員が技術力向上のため誰よりも上手くなる意識を持ち、ヨットに乗っている時も乗れない時でもその場におかれた最大限の努力をすれば成長速度が上がるのではないかと思います。そして私自信誰よりもこの努力はします。
いろいろ書きましたが、人生の中で今しかない時間を最大限努力し、あとから後悔する時間、選択をなくす1年にしたいです。
個人的な目標としてヨットを今年1年で好きになりたいです。私はこの上ない負けず嫌いです。ヨットの技術力向上やレースなど何かと勝負することにわくわくします。勝負するというヨット競技が楽しくて今日まで続けています。しかし、単純に速く走るヨット、ヨット自体に興味を持ってはる先輩、同回、後輩を見て羨ましいし、ほんとうに好きな人には勝てないのかなと思い今年はヨット自体を好きになりたいです。また、会計の仕事として本気で新艇を買えるように今までやったことがないいろいろ新しいプロジェクトに取り組んでいきたいです。
最後になりますが、いつも色々なところから応援していただいているOB、OG、保護者の皆様、本当にありがとうございます。これからも目標に向かって活動していきます。ご支援、応援の方よろしくお願い致します。加えて、今年から新しいプロジェクトに取り組もうと試みております。その際には今後とも皆様のご協力ご支援ご指導をよろしくお願い致します。
いつもお世話になっております。
第74代学連兼県連を務めさせていただきます、名和洸太です。
自分はこの代で、自分もチームももっと「見る力」をつけたいです。
この1年、インカレやレースを通じて周り、チーム内外、先を見る力が上位校と比べ全然足りてないことを実感しました。
はじめに、見る力はヨットレースで勝つために不可欠な力です。
しかし、この1年レース以前にチームの中が見れておらずみんな同じ目標を目指しているはずなのに気持ちにずれが生まれてレースに集中するために時間を取れていない場面を見ました。他にも上でかなが言っているように気づいたら選手とマネの距離が空いていたりともっと早く解決できていればということがありました。また、代が変わってからも先読みができておらず平日のミーティングで必要なことが詰めきれていなくて結局合宿の夜遅くまで次の日のことについて話したりと、使いたいように時間を使えてないことが多くあります。
自分たちは常に挑戦する側で、レースに行った時等丘でも海でも周りを見れていたら持ち帰れるものが沢山あると思います。きっと上位校が当たり前にできているであろうみんなが周りを見て先回りするということが勝ちへの1番の近道なんじゃないかと思います。
自分ごとになりますが、正直昨年はあまり余裕がなく自分自身のことをするのでいっぱいいっぱいになってしまい周りを見るところまで全然できていなかったです。また、今年は石川予選の予定で、チーム内外で自分が引っ張っていかないといけないところが増えると思います。自分たちのホームで予選ができるというのはとても大変なことであるのと同時にこの上ない有利な環境だと思います。今年こそは両クラスでインカレで総合10位という目標達成できるよう、1日1日妥協せず行動でチームを引っ張れる存在になりたいです。また、金大は他の大学との関わりが薄いと思うのでこの1年少しでも他大との繋がりを増やし、技術面でもチーム面でも得れる物を増やせたらいいなと思います。
最後になりますが、いつも応援してくださるOBOGその他関係者の皆さまありがとうございます。第74代も引き続きよろしくお願いいたします。また、石川開催となった場合運営等のご協力をお願いさせていただくことになると思いますがご都合が合えばぜひお願いいたします。
お世話になっております。
第74代でOB係を務めさせていただきます、3年470スキッパーの田中陽樹です。
幹部が挨拶をするこの場ですが、ここで何をお話しするべきなのか、正解がいまいち分かりません。幹部としての意気込みなのか、OB係として取り組みたいことなのか、はたまた個人的な話ではなく、チームとしての目標とその具体例なのか。
これらに関する個人の考えはすでに挨拶されてる幹部たちと概ね一緒ですので、同じことを書いても面白みがないのかなと勝手に思っています。
そこでここでは、代交代してから直近2ヶ月の練習を通しての思いを書こうと思います。
前提として、(あくまで持論ですが)リギンからバラシまでの時間や整備の時間、これらヨットと関わる時間全てを楽しむことができる人は、自ずとヨットも上達すると考えています。(楽しむと馴れ合うは別です)。
ヨットを楽しむことで本気になり、ヨットが上達して勝ちへと繋がる。こんな活動ができる環境を金大にも作りたい。これが僕の最近思っていることです。
風は強いは天気は悪いは、なにより寒いというコンディションの冬の滝港。そんな過酷な環境で出艇して練習することを、少しでも楽しくないと感じているのなら、絶対に上手くなんてならないと思います。
これは実体験です。正直、強風下で思うように帆走ることができなくて、楽しくないと感じたことは何回かありました。でもそういう日は必ずと言って、明確な収穫が一つもない1日になりました。なぜなら本気で取り組めていなかったからです。こういった日は丘でのミーティングにも悪影響を及ぼします。自分から提供できる内容がなくなり、座学を通して上達できるチャンスも普段に比べて少ない。また自分から還元できることがなく、チームのみんなにも悪影響。
こんな感じで、ヨットを楽しめないことがきっかけで負の連鎖が始まります。
もし出艇から着艇までの時間で起こりうる、全ての出来事を楽しむことができれば、それがヨットへの本気につながります。本気になり始めると、「これができるようになった」「ここが分からない」といった声が、ミーティングなどで自然と出てきます。こうしてお互いに話し合い、そして高め合う。その結果がヨットの上達、延いては勝ちへと繋がります。
ヨットは楽しいもの。このような環境をこの大所帯で作ることが個人的な74代での目標です。1年後の結果が非常に楽しみです。
最後になりますが、いつも金沢大学体育会ヨット部を応援してくださるOB・OGの皆様、保護者の皆様、その他関係者の皆様、本当にありがとうございます。幹部の身になって、改めて自分たちの活動が多くの人からの応援や信頼があって成り立っているものだと感じました。このことをチーム全体で念頭に置きながら、目標に向かって邁進して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。