姫鳴村

1_[日記](旧) / 105

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城ヶ崎姫子 2024/06/21 (金) 04:55:04

父方の祖母が先日亡くなった
「哀しい」とだけ思うのが人の道かもしれんが複雑な叙情がある

もちろん、死んで嬉しいなんて気持ちは無い
ただ、そもそも「哀しい」という感情が鈍い所はある

家の猫が死んだ時も哀しかったが、泣くというより、受け入れられない現実をじわじわ受け入れて死を実感するような感じだ
聞こえるはずの鳴き声が聞こえない毎日が続くと、改めて「死んだ事」を実感するように

そして、祖母にも複雑な気持ちがある
根本的に性格が合わない
ガキの頃はよくして貰ったが
全てがお世辞だ

特に一番嫌いな褒め言葉は「顔がいい」だの「男前」だのだな
それは「虚偽」だろう
町中の女性全員に俺の顔の評価を聞けば9割近くがブサイクと返す
そんなことは俺でも認識している

その「正しさ」に反して、その綺麗事というか、虚偽を受け入れてニコニコするほど器用な人間ではない

思えば、俺が嘘が嫌いになった理由の一つかもしれん
決定的なのはもう一つあるのだが

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  • 106
    城ヶ崎姫子 2024/06/21 (金) 04:57:37 >> 105

    「死んでよかった」とはもちろん思わない
    一様の悲しさというものはある
    少しずつ 一人ぼっちに近づいていく感覚なのかね

    1人になることに怖さも悲しさもないが
    天涯孤独のパーセンテージが上昇したのを感じる

    こんなことを淡々と記述するとサイコパス扱いされそうだから
    あえてツイッターには記述しなかったのだが

    俺は親が死んだときに、涙を流すことができる人間なのだろうか
    時々、自分の中にある「哀しみの感情」の機能を疑いたくなる
    涙を流したことがほとんどない
    最後に涙ながしたの、いつだっけな