nico
2020/09/20 (日) 20:30:48
999ba@29f96
心理占星術では、そもそも象徴は本当も嘘もなく、個人の心象風景を示すものだと考えます。
そして、その人が火星□冥王星に“喧嘩”という象徴をみること、それ自体がその人の心のどこかに強く引っかかっているとも考えられるかもしれません。象徴とは、その人を写す鏡であるからです。
そういうことを前提に、火星、冥王星の象徴をとらえ直してみたとき、まず火星、冥王星は双方ともに「力」という意味を持つと考えられます。
火星は自分自身の力、冥王星は他者からもたらされる力、そのバランスが崩れたとき、つまり人から脅かされそうだと感じたとき、人は本能的に防衛の力を行使しようとするのです。相手が格下だと思えば、喧嘩にもならないはずですから。
ここで大事なのは、「脅かされそうだ」という点です。人は本来、対等な関係ですから、よっぽどのことがない限り、「脅かされる」ことなどないはずです。
これがつまり、本人の心象風景ということです。本人の心の中に、恐れや痛み、無力感を刺激する記憶を持っている可能性があるということです。
そこを理解することで、火星・冥王星のアスペクトの理解が「喧嘩」から「協力関係」に変わることもあるかもしれません。
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