そもそも、木星ってどんな天体なんだっけ?
そもそも、トランジットって何だっけ?天空に配置された”今”と、私たちの生きる時代を照応させる、それが占星術の考えるトランジットの読み解きです。
トランジットは”今”を生きるために必要な変化や成長の刺激を与え、私たちが時代や環境に適応できるよう促してくれる。ゆえに変化や成長が適切に行われない場合、不安やストレスを感じることもあるでしょう。
時に、強引に時代の荒波に巻き込むこともある。
天体の様々な要求に耳を貸すことができるかどうか。
そこがトランジットの面白いところなのです。水星であれば、ものの見方や考え方といった認知の変化、または技術や技能の成長を促してくるでしょう。
火星であれば、生き残りの力の利用の仕方、モチベーションの持ち方について、あれこれ刺激を与えてくるかもしれません。では、木星はどうでしょう。
射手座=木星は、身体で一番大きな筋肉、大腿筋を支配していると考えられています。
代謝を上げ、血液循環を促し、若さと力を作る筋肉です。木星は筋肉。
サインの象徴となる筋力をつければ、いつでもフットワークよく時代の波に乗れることができるということ。例えば、乙女座の筋力。
自分の持つ世界を表現できる技能や技術を磨くこと。
必要に応じて乙女座筋が発動すれば、”できる人”の握りこぶしアピールができるでしょう。天秤座の筋力は、乙女座で身につけた技能、技術をお披露目するための筋力、ステージ、品評会で素敵に魅せるための筋力です。
ここで初めて、大切に温めてきた筋肉を皆様にお見せするということ。
ライバルも敵もいる。でも、ファンも作れる。そんな捉え方で、サインの象徴と木星の筋力を考えてみてはどうでしょうか。
参照:2016/09/10(土) 10:47:49
nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々