那智とサーバルとカラカルは外で待っていた。那智はスマホをいじったりして暇を潰していた。
「居たぞ!!!」ダダダダ!!
建物の中から銃声と声が響いた。しばらくすると悲鳴も聞こえた。
「逃げた!外に逃げたぞ!!!」
エクストラセーバルはどうやら裏口の窓から逃げ出したようだ。
サーバル「よーし!狩りごっこの始まりだ~!!!」
一目散にサーバルは林の中に走って行った。
那智「お,おい!!ちょっと待て!!」
カラカル「しょうがないわね···私達も行くよ那智。」
那智とカラカルはサーバルの後を追った。
那智「あいつ相変わらず足が速いな····。追いつけねぇや···。」
カラカル「全く,あの子ったら···なんでも思いついた事をすぐに行動にうつしちゃうんだから··はぁ。」
「うぎゃあー!!」林の奥から声が聞こえた。
那智「今の声?!」
カラカル「サーバルだわ!!」
那智「急ごう!!」
二人は走った。草を掻き分けて奥に進むとサーバルが倒れていた。
カラカル「サーバル?!大丈夫なの!?」
サーバル「ほぇ~··(クルクルクル)」
カラカルがサーバルを少し抱き抱えた。サーバルの目は回って混乱状態になっていた(よく漫画やアニメでもある目が回る現象)
近くには大きい丸太が転がっていた。サーバルのおでこを見るとその丸太に当たったような後がある。
那智「なんだw。ただよそ見して丸太に当たっただけかw。」
カラカル「もー,おっちょこちょいなんだから···。」
「君達は本当にそうだと思っているのか?」
木の上から声がした。
カラカル「誰?!」
「正体が知りたいか?なら降りてきてやろう···。」
那智「カラカル,サーバルを連れて少し離れるんだ。」
カラカル「え?!なんで?」
那智「いいから早く!!」
カラカルはサーバルを引きずって離れた。
ドスン!!正体が降りてきた。
那智「また会ったな,この札腎機目が。」
エクストラセーバル「お前はあの時の廃棄物じゃねぇか。まだ生きていたのか。」
那智「俺はお前を頃すまで市なねぇよ。」
エクストラセーバル「フフフ···フハハハァw!なに言ってるのw?大丈夫かw?お前にこのボクは倒せないよ」
那智「いや,維持がなんでも地獄に送ってやる。」
エクストラセーバル「ほぉ?中々維持をはって言うね。だけどあの世に先に行くのはお前だ。」
那智「く···セルリアンのくせして偉そうにペラペラ喋りやがって!!」
エクストラセーバル「あと一つ言っておく事があるけど,今気絶中のその黄色い奴はお前の仲間かな?催眠をつけておいたから目が覚めたらお前を潰しにかかるだろうね。まぁ,楽しみにしておきな。」
那智「テメェー!!(右手をグーにして殴ろうとする)」
するとエクストラセーバルが消えた。