那智「···貴方達自衛隊はエクストラセーバルを仕留めて暴走を止める事が任務ですよね!!なんでわざわざ奴を生かす為に他のフレンズを餌食にしようとするのですか··!!」
軍曹「別に餌食にしようとはしていないですよ。貴方のフレンズがエクストラセーバルと交渉して暴走を止める,これが目的です。」
那智「どっちにしろ奴になにを言っても無駄ですよ。逆にフレンズが頃されるだけです。それでもまだ分からないのですか?」
軍曹「····分かった,分かりましたよ···交渉の提案は辞めて隊員に特別の捕獲用防具ネットを持たせて確保します。もしなにかあったら貴女のフレンズでエクストラセーバルを倒してもらいます。」
那智「····もしこの提案を断ったらどうなるんですか?」
軍曹「この提案はまず断る事は出来ません。もし無理に断ったら処罰になりますよ。」
那智「·····分かりました。」
軍曹「じゃあ今すぐフレンズを取ってきてください。タイムリミットは5:30分になります。もし逃げたりしたらその時は····どうなるか分かりますよね。」
那智「分かりました分かりました。とりあえず行ってきますね。」
エクスプローラーに乗ってゲートを過ぎてサバンナエリアに向かった。
軍曹「フン。ややこしい小僧だ。エクストラセーバルを生かして政府に渡して報酬を山盛り貰うだけで良いんだよ。フレンズの命?知るか。」
······
····
··
40分後 サバンナエリア
エクスプローラーは砂ぼこりを上げながらサーバル達が居るだろうと思う区間にやってきた。
那智「·····自衛隊ってなんなんだ····なんなんだよ···!!····フレンズの事を全然考えてないじゃないか!島に取り残されてる観光客や俺達業務員もそうだ!····本当に最低な軍隊だ··。」
そう愚痴を吐いていると左側の遠くのほうの木にサーバルとカラカルが居た。那智はゆっくりアクセルを踏みながら二人側に止まった。
サーバル「あ,那智!」
カラカル「誰かと思ったら那智だったのね。てか車変えたのね。」
那智「ああ。この前の車は壊れちゃってね···。」
サーバル「ねぇねぇ!これなんて書いてあるの」
那智「それは「ジャパリパーク」って書いてるんだ。」
サーバル「あ!知ってる知ってる!!ジャパリワールドの前の名前だよね!」
カラカル「だけど那智がなんでこんな車に乗っているの?」
那智「ちょっと訳があってね···w。」
カラカル「それより那智。またサーバルったら私のジャパリ饅食べたのよ。」
サーバル「もー!食べてないよって!!」
那智「本当に食べてないのサーバル?」
サーバル「う····食べました···。」
カラカル「あなたって子は···!(メラメラメラ)」
サーバル「ごめんなさい···すいませんでした····」
那智「まぁカラカルも今回は許してやったらいいじゃないか。」
カラカル「つ,次やったら本当にお仕置きするからね··。」
サーバル「ありがとうカラカルー!!」
那智「サーバルも盗み食いするなよ。」
サーバル「はい····」