それから15分の時間が過ぎた。
早希「あ,那智!ちょっとこっち来て!」
那智「はいはい!」
早希のもとに走った。
早希「自衛隊無事についたみたいだよ。もしかしたらもう軍曹さんが待っているかも。」
那智「そうだな···。ボチボチ行くとしよう。」
翔大「どこか行くのですか那智さん?」
那智「ちょいとヤボ用がね。だからちょっくら行ってくる。」
翔大「はい···せいぜい事故にはおきお気けて···」
那智「サンキュー。」
博物館から出てエクスプローラーに乗った。エンジンを掛けて一旦バックして出口に出て右折した。
それから17分後 波止場
波止場につくと多くの隊員と自衛隊車両があっちこっちに行ったりして忙しそうだった。入り口付近にはゲートがあった。
ゲート係「関係者しか立ち入り出来ません。転回してください。」
那智「あの~,俺軍曹さんに呼ばれて来たのですが····」
ゲート係「もしかして内藤那智さんですか?」
那智「はいそうです。」
証明の園内の飼育員専用のカードを見せた。
ゲート係「なるほど···通っていいですよ。集合テントはこの直線にそって真ん中です。」
那智「どうもありがとうございます。」
ゲートバーが開いてエクスプローラーは中に進んでいった。そして真ん中辺りに沢山のテント群があった。そのテント群の前には軍曹らしき服装の人物が立っていた。那智はエクスプローラーを手前で停めて声をかけた。
那智「軍曹さんですか?」
軍曹「はい。内藤那智さんでしょうか?」
那智「そうです。」
軍曹「お忙しいところ呼び出して申し訳ないです。話は奥のテントで話しますのでついてきてください。」
軍曹に言われるままテントまでついていった。テントについて中に入ると無線機などの機械があり,まるで秘密基地のようだった。
那智「確か作戦でしたっけ···?どんな感じの作戦なんですか?」
軍曹「そうです作戦です。内容はエクストラセーバルを傷つけないで確保する事です。」
那智「傷つけないで確保出来るのですか?!」
軍曹「ただし··。」
那智「ただし??」
軍曹「この作戦には貴方の飼育しているフレンズの協力が必要です。」
那智「え?!···そんなの···事冊行為ですよ··!私は反対です!」
軍曹「···そうですか。じゃあこのままエクストラセーバルがパーク中のフレンズや人を毛すまで暴れまわっていていいのですね?」
那智はキレた。