ベンチュラベイはストリートレーサーの集まる西海岸の中でも盛り上がっている地区の一つである
夕方~明け方にかけてレーサー達は名声を求め暴走する
ごく希にプロレーサーが街に現れる事もある プロが打ち立てた記録を破ろうと奮闘するものもいる
この街の最大の特徴はそのマシンにある フェアヘブンでは400~800psが平均の馬力なのに対しこの街のマシンは900~1000psのマシンが当たり前のように走っている
警察の捜査も甘くレーサー天国たる由縁でもある
その街の一角に奏多のシルビアは来ていた
ブウウウウウウウウン
ファアアアアアアアン
奏多「フェラーリ ポルシェにランボルギーニ フェアヘブンでもここまでの数は見れませんよ!」
エイデン「それは良いんだが トラビスって奴 どんな奴なのか知ってるのか?」
奏多「知りません」
エイデン「住んでる場所は?」
奏多「知りません」
エイデン「乗ってる車は?」
奏多「知りません」
エイデン「んじゃどうするんだよ!?知らない街で立ち往生か!?」
奏多「あてが無いとはってません 赤城兄弟がここに居ます 連絡すれば多分なんとかなるかと」
エイデン「電話番号知ってるのか!?」
奏多「ええ!これでバッチリ」
この電話番号は現在使われておりません
奏多「····」
エイデン「八方塞がりだな」
??「いよう?お兄さん方?いい車じゃないか?バトルしない?」
そこにはBMW M2に乗った若い男が居た
奏多「アンタは?」
スパイク「俺はスパイク!この街で一番速いレーサーを育てた男だ!」
奏多「フーン?そのレーサーと勝負がしたいね」
スパイク「まあそう言うなよ な?ちょっとバトルしてくれよ?」
エイデン「良いじゃねーか?」
奏多「エイデンさん··時間無いのわかってます?」
スパイク「頼むよ?な?」
奏多「・・ルートはナビに出るルートで頼む」
スパイク「そうこなくっちゃ!」