ヴァージニア・ウルフの代表作『灯台へ』文庫化を記念して、オンライン読書会を行います。
詳細はこちらより → BookStack
誰でも参加できるので気軽にカキコしてみてください。
nejimaki
ねじまき
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10月より、『灯台へ』を読んだ感想をここに書き込んでいこうかなと。
読んでいる進捗にあわせて、自由に思ったことを書いて頂ければと。
「意識の流れ」と聞いて手を出せてなかったけど、読み始めるとかなり読みやすくてびっくり。
頭の中の思考をそのまま垂れ流すような文体。
ファンタジーの『バーティミアス』とか『夜は短し歩けよ乙女』が好きならハマりそうなやつなのかな。
冒頭から嫌なキャラクターをうまく登場させる感じがうまいなと。
口に出さずに勝手な推測をしたり、あちらこちらに思考が飛んでいくのがなかなか興味深いし、今のところわりと楽しめている。
P46.P47の文章、「意識の流れ」についてわりとメタ的に書いてて興味深い。
ブログをきっかけに岩波文庫版を読み始めました。
最初は意識の流れに面食らいましたが慣れると流れるように読み進められました。
コメントありがとうございます。
意識の流れは、なんだかんだ現代ではよく使われる手法になってるので、一旦慣れればわりと読みやすいですよね。
でも、流れの途中で他の登場人物の気持ちにすり替わるのはやっぱりすごいなと。
はじめまして。Kindle版で参加しています。
私はチャールズ・タンズリーがとても好きで彼のおもしろいところが出てくるたび付箋を貼り付けています。Kindleでは貼り付けた付箋を一覧で表示できるため、おもしろタンズリー集が出来上がっていて時々眺めています。他の登場人物たちの独白の密度が濃い中、彼の挙動がかなり息抜きになっています。
今一章の夕飯のシーンを読み終えたところなのですが、タンズリーとラムジー夫人って結構似ているなと思いました。
ただ、タンズリーはこの物語の中で、嫌われ者という道化的な役割が与えられているけど、ラムジー夫人は違う。すべてをさらけ出すよう命じられている。主人公としての自覚を持つ主人公だなとそんな印象を受けました。
おくらさん、コメントありがとうございます!
Kindle版、自分はハイライトメインで使うことが多いのですが、付箋(ブックマークみたいなやつですよね?)でまとめるのも面白そうですね笑
嫌われ者だけど憎めない、かつ物語的に立ち位置もええ感じのところにずっと存在している、のは描き方がうまいからなんでしょうね。
「百年の孤独」でもそんなキャラクターがいたような・・・。