ある属性X( 1 )を決めると、他の属性Y( AA )の値が一意に決まる
ある属性X( 2 )を決めると、他の属性Y( AB )の値が一意に決まる
ある属性X( 3 )を決めると、他の属性Y( AC )の値が一意に決まる
...
場合、「 Y は X に関数従属している 」といいます。
Y の種類が少数の場合は
IIf関数やSwitch関数を使って X を定義するのもいいでしょうけど
Y の種類が多い場合や、今後、Y の種類が増えることが想定される場合は
テーブル設計を見直したほうがいいでしょう。
CREATE TABLE t_分類マスタ
(
分類CD INT NOT NULL PRIMARY KEY
, 分類名 VARCHAR( 50 ) NOT NULL
);
分類CD
分類名
1
AA
2
AB
3
AC
4
AD
`sql
CREATE TABLE t_分類トラン
(
入力ID COUNTER NOT NULL PRIMARY KEY
, 分類 VARCHAR( 50 ) NOT NULL
);
りんご様
返信ありがとうございます。
switch関数で動くことは確認できたのですが、場合分けの数を増やしていったところ、16個ほどの条件で、指揮が複雑すぎます、というエラーが出るようになりました。
他に手法はないのでしょうか?(そもそもaccessはそういうツールではないし、Excelでやればどうにかなるのですが…)
ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ある属性X( 1 )を決めると、他の属性Y( AA )の値が一意に決まる
ある属性X( 2 )を決めると、他の属性Y( AB )の値が一意に決まる
ある属性X( 3 )を決めると、他の属性Y( AC )の値が一意に決まる
...
場合、「 Y は X に関数従属している 」といいます。
Y の種類が少数の場合は
IIf関数やSwitch関数を使って X を定義するのもいいでしょうけど
Y の種類が多い場合や、今後、Y の種類が増えることが想定される場合は
テーブル設計を見直したほうがいいでしょう。
`
sql入力ID COUNTER NOT NULL PRIMARY KEY
, 分類 VARCHAR( 50 ) NOT NULL
);
SELECT y.入力ID
, y.分類
, x.分類CD
FROM t_分類マスタ x
, t_分類トラン y
WHERE x.分類名 = Left$( y.分類, 2 )
ORDER BY 1 ;
この回答は、お遊びですので、軽く流して下さい。
テーブル1:フィールド1(短いテキスト型)
テーブル2:フィールド1(短いテキスト型)・・・テーブル1をコピペして下さい。
クエリ1(テーブル作成クエリ)
テーブル作成クエリを実行したら、1列目にオートナンバー型のフィールド「カラム」を挿入して下さい。データシートビューに切り替えると、オートナンバリングが実行されます。
英字分類のテーブル
同じ要領で、数字分類(短いテキスト型)のテーブルを作ります。
数字分類のテーブル
※最初のレコード、00は削除して下さい。
最後に、英字分類テーブルをテーブル1、数字分類テーブルをテーブル2に見立て、同じ要領で進めて下さい。
クエリの途中経過
( 続き ) 理想は
`
sql入力ID COUNTER NOT NULL PRIMARY KEY
, 分類CD INT NOT NULL
, 分類別番号 INT
);
SELECT y.入力ID
, y.分類CD
, y.分類別番号
, x.分類名 & Format$( y.分類別番号, '-00' ) As 分類
FROM t_分類マスタ x
INNER JOIN t_分類トラン y
ON x.分類CD = y.分類CD
ORDER BY 1 ;
mayuさんに質問なんですが、なぜ
分類CD
がPRIMARY KEY
なんでしょう?文字に対して番号を割り当てるなら
分類名
側をPRIMARY KEY
としたほうがそれっぽいと思うのですがhirotonさん、ご質問ありがとうございます。
分類CDをPRIMARY KEYとする理由を3つほど述べますね。
[理由1.]
PRIMARY KEY はソートに利用することが多いから、です。
文字列ですと、全行パディングされていない限りソートが難しくなります。
また、列数が2つのテーブルに
PRIMARY KEY と INDEX 両方を付与するのは
DBの容量増加、UPSERTの遅延、INDEX破損率の上昇
といったリスクを抱えることになりますので
列数の少ないマスタテーブルでは、設計上の理由から回避したいです。
( 経験則上、テーブルの破損 = INDEXの破損 が圧倒的に多いです )
[理由2.]
( あくまで可能性として )分類の再編が発生して
サロゲートキーを利用する一因として
理由2.のように、主キーの体系が変化した場合などの影響が
ナチュラルキーに比べて( サロゲートキーのほうが )少なくなります。
んー、質問の内容に対応する場合と、新規で構築する場合とで話も変わってくるとは思うんですが>> 3の段階の話だと
こういう登録が許容されるテーブルを使うのはどうかと思うんですよね
改めて構築するということだと分類CDがどこまでサロゲートキーとして有効かというのもあって、可能性の話なら
もあり得るんじゃないでしょうか。質問上だと、「フラグ」というカラムにしたいということなので
この形でサロゲートキーな分類CDを使うならわかるんだけどという感じです
分類名の重複は、データの登録前後ともに、集計クエリ・DCountのような定義域集計関数で
誤りをチェックできるため、設計上問題ないという見解です。
私とhirotonさんで質問文の解釈に違いがありそうです。
mabeeさんは、( おそらく )便宜上「フラグ」と表現されましたけど
通常、フラグという言葉は、立つ・折るという
二者択一に近い条件分岐や選択で用いられます。
分類を文字列だけでなく、数値でも表現したい とご希望なのは
並び替えの基準となる「識別子」が必要とお考えになったのではないか
と推測しました。
したがって、私は{ フラグ = 識別子 }と解釈し、識別子を主キーとしています。
( 分類CD, 分類名, フラグ の3列構成にしない理由にもなっています )
また、余談にはなりますけど
分類をキーとした場合は、差別化を図るかどうかは別として
AA, Aa, aA, aa AA それぞれを異なる値として扱えません。
( バイナリ比較が必要になり、カラムも GUI では作成不可 )
( 差別化を図る場合は>> 3の回答自体が無効という盛大なブーメランですね )
数値型フィールドを識別子とすれば、全角半角大文字小文字を
同一の値で扱うことも差別化も容易で、高度なスキルも必要ありません。
常時バイナリ比較になり、経験の浅いDBAでも扱いが容易なことから
値の識別となる大小比較や結合・並び替えは、できる限り文字列より数値で実施するべき
というのが私のポリシーですので
>> 3でのSELECT文も、苦肉の策に近く、ベストプラクティスではない
というのが本音にはなりますね。