クソみたいなトリック なので犯人がすぐに分かる。優しいね。
チー太ー「はぁ、朝の苦ロヒョウ星座占い12位だったっス…」
チー太ー「悪い事が起こるって言ってたっスー…嫌っスー!!」
チー太ーくんがトボトボしながらも高速で走っています。
チー太ー「…?何っスか?アレ…」
チー太ーくんが見つめた先にはグレー色をした何かがいました。
チー太ー「なんスかなんスか…?」
チー太ーくんは恐る恐るそのグレー色をした何かにゆっくり近付きました。その正体は…
死んでしまったネコくんでした。仰向けの状態で腹部に引っ掻いたと思われる傷跡が残っていました。
チー太ー「ギャアアア!!!ネコくんが!ネコくんが死んでるっスーーー!!!」
チー太ーくんはライオンの雄叫びの様な声で逃げました。
ライ男ン「ううっ…ネコくん…いい奴だったのに…」
チー太ーくんの叫び声を聞いたのかネコくんの友達だった人(4匹)が全員ネコくんの死体の周りに集まりました。 さっき叫んでいたチー太ーくんもネコくんと友達だったので帰ってきました。
太イガー「いったい誰が殺したんだ…」
ネ子「悲しいよう」
皆涙を流して泣いています。悲しいね。
そこでライ男ンくんがこう言いました。
ライ男ン「犯人はこの中にいる!!」
名探偵に成りきっています。周りがざわつきました。
太イガー「ライ男ンくん。名探偵コニャンこ真似のつもりか?全然似てないぞ」
こいつは太イガーくんです。ライ男ンの友達です。
ネ子「…で、でも私は違うわよ」
どうやらネ子ちゃんは違うようです。
チー太ー「あ、ネ子ちゃん!マニキュア塗ってんスか?可愛いっスー!」
チー太ーくんお得意のナンパです。
ネ子「ええ、今日は映画を見に行く予定だったからおめかししてきたのよ」
道理でネ子ちゃんの服がキラキラなわけだ!そこ圧倒的な可愛さにチー太ーくんはメロメロです。
ライ男ン「じゃあアリバイをどーぞ」
ネ子「私はさっきからずっと家にいて着替えをしてたわよ
最初にネ子ちゃんが言いました。
チー太ー「俺はさっきまで走ってたっス。けど途中でネコくんの死体を見つけて帰ったっス」
次にチー太ーくんが言いました。
太イガー「僕はさっきまで家でずっと勉強をしていたよ」
太イガーくんが言いました。
太イガー「というか、ライ男ンくんはさっきまで何をしていたんだい?」
ライ男ン「俺?俺はラーメン食ってた」
ライ男ンくんが答えました。
ライ男ン「ううん。あ、分かった!分かったぞ!犯人が!!」
ネ子「ほ、本当に!?」
チー太ー「マジッスか!?」
太イガー「心配だ…」
周りが更にザワつきます。
ライ男ン「犯人は…!!」
(ここでサスペンス特有のカット)
ライ男ン「チー太ーくんだ!!」
三人「えええええええええええ!?!?!?!?!?」
周りがめっちゃザワつきます。
ネ子「チー太ーくん…そんな…!」
太イガー「ライ男ンくん!それは本当か?」
ライ男ン「ああ!だって第一発見者ってだいたい犯人じゃん!だからチー太ーは犯人!もしもしお巡りさ」
警察に通報しようとするライ男ンを太イガーくんが凄いアッパーで1m先まで吹っ飛ばしました。
太イガー「だからってそんな適当に決めつけるのはさすがに無いだろう!」
ライ男ン「ちぇー、分かったよー」
ライ男ンくんはアッパーを喰らっても何もなかったかのように無傷で立ち上がりました。
ライ男ン「んー。じゃあ、周りを調べよう」
ライ男ンくんは鬣から虫眼鏡を取り出し周りを必死に探しました。
するとライ男ンくんが何かを見つけました。
ライ男ン「ビニール袋を持っている!!」
ライ男ンくんはそのままビニール袋の中をガサゴソと探しました。すると空になったプリンのカップが入っていました。
ネ子「プリンのカップ?買い物していたのかしら…」
チー太ー「ってかこのプリン全部食べてあるっスね……」
ライ男ン「まさか犯人はプリンでネコくんを…!」
太イガー「毒殺か?うーん…どうだろうな」
ライ男ン「プリンがまだ少し残ってる。毒が入ってるか調べよう」
そしてまたライ男ンくんが鬣から都合の良い道具を出しました。
ライ男ン「ううん…調べた結果、毒っぽいのは入ってない」
チー太ー「スプーンはどうっすか?」
スプーンを都合の良い道具でジッと見つめています。
ライ男ン「んー、ないね」
ライ男ン「ううん…プリン…ネコ…」
ライ男ンくんは少し悩んで、ハッと閃きました。
ライ男ン「分かった!犯人はーっっ!!」
(サスペンス特有のソレ)
ライ男ン「美ーアキャットちゃん!アイツだ!!」
三人「ええええええええええええええええええ!?!?!?」
太イガー「美ーアキャットくんは…今回の事件には関係ないだろう。何故だ?」
太イガーくんが問いかけます。
ライ男ン「ええ?だって美ーアキャットちゃんってプリン好きでしょ?」
ネ子「まぁ、確かに美ーアちゃん、プリン好きよねぇ」
チー太ー「じゃあ早速聞きに行くっスよ!」
美ーアキャット「え?私がネコさんを?」
美ーアキャットちゃんは唐突な話に凄い戸惑っています。
美ーアキャット「確かにプリンは大好きですが…私はさっきまで友達のピュー真くんとプリンを食べ歩きしてましたので」
美ーアキャット「それにあまりネコさんとは喋った事がないのであまり分かりませんね…」
予想は大外れ!残念ながら美ーアキャットちゃんはネコくんを殺してはいませんでした。
太イガー「おい!やはり違うじゃないか!!」
太イガーくんは助走をつけ、剣を持ちライ男ンくんに飛びかかり、真っ二つに斬りました。
ライ男ン「えー、今のは自身あったのになぁ」
斬られたはずのライ男ンくんは一瞬にして再生しました。
ライ男ン「分からないなぁ、じゃあコレだ!」
ライ男ン「てれてれっててん!魔法の水晶ー」
そしてライ男ンくんは懲りずにまた鬣から変な道具を出しました。
太イガー「ん?この綺麗な水晶は?」
ライ男ン「コレは占い大好き厨二病の苦ロヒョウくんから貰った過去が映る漆黒の水晶だよ」
ネ子「で、でも苦ロヒョウくんの占いってよく外れるじゃない。本当に出るのかしら」
ネ子ちゃんは首を傾げました。
チー太ー「そうっスかね?外れたのを見た事が無いんスけど」
漆黒の水晶がキラキラと光り輝いています。そこでライ男ンくんは占いに必須の呪文を唱えました。
ライ男ン「ローセミ…ヲコカ…ノンクコネ!!」
ライ男ンくんが呪文を唱えた瞬間空に映像が浮かび上がりました。
そこには黄色い色をした猫がネコくんを爪で引っ掻いて殺害していました。ですが重要な犯人の容姿が分かりません。
ネ子「き、黄色い猫…」
太イガー「黄色い猫か…難しいな」
ライ男ン「とりあえず手当たり次第に聞いてみよう!」
四人は四方向に散り、黄色い猫共のもとへ向かいました。
オセ郎ット「ううん、僕じゃないよ」
オセ郎ットは首を横に振りました。
ライ男ン「本当に?」
オセ郎ット「うん。だって僕は一人オセロをしてたからね」
ライ男ンは一人オセロってなんだろうと10秒間考えた後さりげないダジャレだった事に気付き無言で去りました。
邪牙ー「我がネコを…?んなわけないだろうが」
太イガー「そうか…確かに邪牙ーくんはそんな事しないか」
微妙に苦笑いを浮かべながら、太イガーくんは邪牙ーくんに小さく手を振りました。
サー刃ル「ネコくんが…死んでしまったと?」
サー刃ルは二回頷き手をネ子ちゃんの方に乗せました。
ネ子「いや、貴方殺してないわよね?」
サー刃ル「もちろん。僕の爪が汚れちゃうからね」
ネ子「そ、そう」
ネ子ちゃんは引き気味にサー刃ルと別れました。
ヒョ雨「そんな!!ネコさんが!?」
ヒョ雨ちゃんは口を手で押さえ、ものすごく驚いています。
チー太ー「そうなんスよー!!それで今名探偵ごっこを」
ヒョ雨「まぁ、それは大変…お茶でもどうぞ」
チー太ー「あ、いただくっス!…あれ、なんの話してたっスかね俺」
この後五分くらいヒョ雨ちゃんと楽しげな会話をしたそうです。
というわけで黄色い猫のだいたいが違うと言いました。
チー太ー「あああああ!じゃあ誰なんスかぁ!!」
ネ子「やっぱり苦ロヒョウくんの占い…外れたんじゃないかしら」
ライ男ン「ううん…あ、分かった!!犯人が!!」
ライ男ン「犯人は!」
(サスペンスの奴)
ライ男ン「太イガーくん!君だ!」
辺りがスーパーザワ付きます。
太イガー「…違うんだが」
太イガーくんは冷静に答えました。
ライ男ン「うん、まぁなんか適当で」
太イガー「そうか…許さん」
太イガーくんは自分を犯人扱いされた事に超不満なのかライ男ンくんの腹に100回パンチを喰らわせました。
ライ男ン「ごめんごめん」
ですがやはり100回パンチを喰らってもライ男ンくんは無傷です。
太イガー「ふん、もういい。僕がやるよ」
ライ男ン「ははは!どーぞどーぞ!!お前にはできないけどな!」
太イガーくんはその言葉にイラついたので顔に一発パンチを喰らわせました。
太イガー「ふん。僕は最初っから犯人なんか知ってたんだ」
チー太ーくん達は、なら言えばいいのに…という目で太イガーくんをジッと見つめていました。
太イガー「犯人…それは!!」
(サスペンス)
太イガー「ネ子くん、君だ」
周りがスーパーハイパーざわつきました。
ネ子「ち、違うわよ!」
太イガー「なら証拠を見せてやろう。証拠はお前の爪だ」
チー太ー「爪…そういえば赤いマニキュアが塗ってあったっスね」
もう一度皆がネ子ちゃんの爪を確認してみると、爪のマニキュアは一部だけどす黒く変色していました。
太イガー「これはお前がネコくんを爪で引っ掻いたからだろう?」
太イガー「それにアリバイを言う時だって、ライ男ンくんが犯人を言った時だって、一番最初に発言していた」
太イガー「つまり、バレたくないから焦っていた…というわけだな?」
ネ子「うぐぐっ」
図星です。
太イガー「あと苦ロヒョウくんの占いのことを外れやすいと言っていたが…」
太イガー「苦ロヒョウくんの占いはプロレベルだ。外れるなんて事はありえない」
ネ子「そ、そんなこと!」
太イガー「それにー…ネ子くんの毛の色は黄色…だったな」
チー太ー「さ、流石っス!」
ライ男ン「まぁこんなの俺でもできるけどな」
ライ男ンくんがチー太ーくんの耳元でボソッと囁きました。
太イガー「つまり…」
太イガー「犯人は、君だ!!」
太イガーくんがそう叫ぶとネ子ちゃんは膝から崩れ落ちました。
ネ子「バレましたか…」
ライ男ン「意外とバレバレだったけどな」
ネ子「そうよ、私がネコくんを殺したの」
ネコ「それはさっきの事よ。私はとてもプリンが食べたい気分になった。だから私は丁度そこを歩いていたネコくんをバトルで殺して無理矢理プリンを奪ったの…」
ライ男ン「くっだらな!!もしもしお巡りさーんここに殺猫鬼がいまーす」
ライ男ンくんはその動機のショボさに呆れて警察を呼んでいます。
さっきまで目を輝かせていたチー太ーくんもあまりのショボさに固まりました。
太イガー「これで事件解決だ」
ライ男ン「真実は、いつも一つ!!」
そうしてネ子ちゃんはだいたい10年間牢獄で過ごす事になりましたとさ。めでたしめでたし。
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チー太ー「…?何っスか?アレ…」
チー太ーくんが見つめた先にはグレー色をした何かがいました。
チー太ー「なんスかなんスか…?」
チー太ーくんは恐る恐るそのグレー色をした何かにゆっくり近付きました。その正体は…
死んでしまったネコくんでした。仰向けの状態で腹部に引っ掻いたと思われる傷跡が残っていました。
チー太ー「ギャアアア!!!ネコくんが!ネコくんが死んでるっスーーー!!!」
チー太ーくんはライオンの雄叫びの様な声で逃げました。
ライ男ン「ううっ…ネコくん…いい奴だったのに…」
チー太ーくんの叫び声を聞いたのかネコくんの友達だった人(4匹)が全員ネコくんの死体の周りに集まりました。
さっき叫んでいたチー太ーくんもネコくんと友達だったので帰ってきました。
太イガー「いったい誰が殺したんだ…」
ネ子「悲しいよう」
皆涙を流して泣いています。悲しいね。
そこでライ男ンくんがこう言いました。
ライ男ン「犯人はこの中にいる!!」
名探偵に成りきっています。周りがざわつきました。
太イガー「ライ男ンくん。名探偵コニャンこ真似のつもりか?全然似てないぞ」
こいつは太イガーくんです。ライ男ンの友達です。
ネ子「…で、でも私は違うわよ」
どうやらネ子ちゃんは違うようです。
チー太ー「あ、ネ子ちゃん!マニキュア塗ってんスか?可愛いっスー!」
チー太ーくんお得意のナンパです。
ネ子「ええ、今日は映画を見に行く予定だったからおめかししてきたのよ」
道理でネ子ちゃんの服がキラキラなわけだ!そこ圧倒的な可愛さにチー太ーくんはメロメロです。
ライ男ン「じゃあアリバイをどーぞ」
ネ子「私はさっきからずっと家にいて着替えをしてたわよ
最初にネ子ちゃんが言いました。
チー太ー「俺はさっきまで走ってたっス。けど途中でネコくんの死体を見つけて帰ったっス」
次にチー太ーくんが言いました。
太イガー「僕はさっきまで家でずっと勉強をしていたよ」
太イガーくんが言いました。
太イガー「というか、ライ男ンくんはさっきまで何をしていたんだい?」
ライ男ン「俺?俺はラーメン食ってた」
ライ男ンくんが答えました。
ライ男ン「ううん。あ、分かった!分かったぞ!犯人が!!」
ネ子「ほ、本当に!?」
チー太ー「マジッスか!?」
太イガー「心配だ…」
周りが更にザワつきます。
ライ男ン「犯人は…!!」
(ここでサスペンス特有のカット)
ライ男ン「チー太ーくんだ!!」
三人「えええええええええええ!?!?!?!?!?」
周りがめっちゃザワつきます。
ネ子「チー太ーくん…そんな…!」
太イガー「ライ男ンくん!それは本当か?」
ライ男ン「ああ!だって第一発見者ってだいたい犯人じゃん!だからチー太ーは犯人!もしもしお巡りさ」
警察に通報しようとするライ男ンを太イガーくんが凄いアッパーで1m先まで吹っ飛ばしました。
太イガー「だからってそんな適当に決めつけるのはさすがに無いだろう!」
ライ男ン「ちぇー、分かったよー」
ライ男ンくんはアッパーを喰らっても何もなかったかのように無傷で立ち上がりました。
ライ男ン「んー。じゃあ、周りを調べよう」
ライ男ンくんは鬣から虫眼鏡を取り出し周りを必死に探しました。
するとライ男ンくんが何かを見つけました。
ライ男ン「ビニール袋を持っている!!」
ライ男ンくんはそのままビニール袋の中をガサゴソと探しました。すると空になったプリンのカップが入っていました。
ネ子「プリンのカップ?買い物していたのかしら…」
チー太ー「ってかこのプリン全部食べてあるっスね……」
ライ男ン「まさか犯人はプリンでネコくんを…!」
太イガー「毒殺か?うーん…どうだろうな」
ライ男ン「プリンがまだ少し残ってる。毒が入ってるか調べよう」
そしてまたライ男ンくんが鬣から都合の良い道具を出しました。
ライ男ン「ううん…調べた結果、毒っぽいのは入ってない」
チー太ー「スプーンはどうっすか?」
スプーンを都合の良い道具でジッと見つめています。
ライ男ン「んー、ないね」
ライ男ン「ううん…プリン…ネコ…」
ライ男ンくんは少し悩んで、ハッと閃きました。
ライ男ン「分かった!犯人はーっっ!!」
(サスペンス特有のソレ)
ライ男ン「美ーアキャットちゃん!アイツだ!!」
三人「ええええええええええええええええええ!?!?!?」
太イガー「美ーアキャットくんは…今回の事件には関係ないだろう。何故だ?」
太イガーくんが問いかけます。
ライ男ン「ええ?だって美ーアキャットちゃんってプリン好きでしょ?」
ネ子「まぁ、確かに美ーアちゃん、プリン好きよねぇ」
チー太ー「じゃあ早速聞きに行くっスよ!」
美ーアキャット「え?私がネコさんを?」
美ーアキャットちゃんは唐突な話に凄い戸惑っています。
美ーアキャット「確かにプリンは大好きですが…私はさっきまで友達のピュー真くんとプリンを食べ歩きしてましたので」
美ーアキャット「それにあまりネコさんとは喋った事がないのであまり分かりませんね…」
予想は大外れ!残念ながら美ーアキャットちゃんはネコくんを殺してはいませんでした。
太イガー「おい!やはり違うじゃないか!!」
太イガーくんは助走をつけ、剣を持ちライ男ンくんに飛びかかり、真っ二つに斬りました。
ライ男ン「えー、今のは自身あったのになぁ」
斬られたはずのライ男ンくんは一瞬にして再生しました。
ライ男ン「分からないなぁ、じゃあコレだ!」
ライ男ン「てれてれっててん!魔法の水晶ー」
そしてライ男ンくんは懲りずにまた鬣から変な道具を出しました。
太イガー「ん?この綺麗な水晶は?」
ライ男ン「コレは占い大好き厨二病の苦ロヒョウくんから貰った過去が映る漆黒の水晶だよ」
ネ子「で、でも苦ロヒョウくんの占いってよく外れるじゃない。本当に出るのかしら」
ネ子ちゃんは首を傾げました。
チー太ー「そうっスかね?外れたのを見た事が無いんスけど」
漆黒の水晶がキラキラと光り輝いています。そこでライ男ンくんは占いに必須の呪文を唱えました。
ライ男ン「ローセミ…ヲコカ…ノンクコネ!!」
ライ男ンくんが呪文を唱えた瞬間空に映像が浮かび上がりました。
そこには黄色い色をした猫がネコくんを爪で引っ掻いて殺害していました。ですが重要な犯人の容姿が分かりません。
ネ子「き、黄色い猫…」
太イガー「黄色い猫か…難しいな」
ライ男ン「とりあえず手当たり次第に聞いてみよう!」
四人は四方向に散り、黄色い猫共のもとへ向かいました。
オセ郎ット「ううん、僕じゃないよ」
オセ郎ットは首を横に振りました。
ライ男ン「本当に?」
オセ郎ット「うん。だって僕は一人オセロをしてたからね」
ライ男ンは一人オセロってなんだろうと10秒間考えた後さりげないダジャレだった事に気付き無言で去りました。
邪牙ー「我がネコを…?んなわけないだろうが」
太イガー「そうか…確かに邪牙ーくんはそんな事しないか」
微妙に苦笑いを浮かべながら、太イガーくんは邪牙ーくんに小さく手を振りました。
サー刃ル「ネコくんが…死んでしまったと?」
サー刃ルは二回頷き手をネ子ちゃんの方に乗せました。
ネ子「いや、貴方殺してないわよね?」
サー刃ル「もちろん。僕の爪が汚れちゃうからね」
ネ子「そ、そう」
ネ子ちゃんは引き気味にサー刃ルと別れました。
ヒョ雨「そんな!!ネコさんが!?」
ヒョ雨ちゃんは口を手で押さえ、ものすごく驚いています。
チー太ー「そうなんスよー!!それで今名探偵ごっこを」
ヒョ雨「まぁ、それは大変…お茶でもどうぞ」
チー太ー「あ、いただくっス!…あれ、なんの話してたっスかね俺」
この後五分くらいヒョ雨ちゃんと楽しげな会話をしたそうです。
というわけで黄色い猫のだいたいが違うと言いました。
チー太ー「あああああ!じゃあ誰なんスかぁ!!」
ネ子「やっぱり苦ロヒョウくんの占い…外れたんじゃないかしら」
ライ男ン「ううん…あ、分かった!!犯人が!!」
ライ男ン「犯人は!」
(サスペンスの奴)
ライ男ン「太イガーくん!君だ!」
辺りがスーパーザワ付きます。
太イガー「…違うんだが」
太イガーくんは冷静に答えました。
ライ男ン「うん、まぁなんか適当で」
太イガー「そうか…許さん」
太イガーくんは自分を犯人扱いされた事に超不満なのかライ男ンくんの腹に100回パンチを喰らわせました。
ライ男ン「ごめんごめん」
ですがやはり100回パンチを喰らってもライ男ンくんは無傷です。
太イガー「ふん、もういい。僕がやるよ」
ライ男ン「ははは!どーぞどーぞ!!お前にはできないけどな!」
太イガーくんはその言葉にイラついたので顔に一発パンチを喰らわせました。
太イガー「ふん。僕は最初っから犯人なんか知ってたんだ」
チー太ーくん達は、なら言えばいいのに…という目で太イガーくんをジッと見つめていました。
太イガー「犯人…それは!!」
(サスペンス)
太イガー「ネ子くん、君だ」
周りがスーパーハイパーざわつきました。
ネ子「ち、違うわよ!」
太イガー「なら証拠を見せてやろう。証拠はお前の爪だ」
チー太ー「爪…そういえば赤いマニキュアが塗ってあったっスね」
もう一度皆がネ子ちゃんの爪を確認してみると、爪のマニキュアは一部だけどす黒く変色していました。
太イガー「これはお前がネコくんを爪で引っ掻いたからだろう?」
太イガー「それにアリバイを言う時だって、ライ男ンくんが犯人を言った時だって、一番最初に発言していた」
太イガー「つまり、バレたくないから焦っていた…というわけだな?」
ネ子「うぐぐっ」
図星です。
太イガー「あと苦ロヒョウくんの占いのことを外れやすいと言っていたが…」
太イガー「苦ロヒョウくんの占いはプロレベルだ。外れるなんて事はありえない」
ネ子「そ、そんなこと!」
太イガー「それにー…ネ子くんの毛の色は黄色…だったな」
チー太ー「さ、流石っス!」
ライ男ン「まぁこんなの俺でもできるけどな」
ライ男ンくんがチー太ーくんの耳元でボソッと囁きました。
太イガー「つまり…」
太イガー「犯人は、君だ!!」
太イガーくんがそう叫ぶとネ子ちゃんは膝から崩れ落ちました。
ネ子「バレましたか…」
ライ男ン「意外とバレバレだったけどな」
ライ男ンくんがチー太ーくんの耳元でボソッと囁きました。
ネ子「そうよ、私がネコくんを殺したの」
ネコ「それはさっきの事よ。私はとてもプリンが食べたい気分になった。だから私は丁度そこを歩いていたネコくんをバトルで殺して無理矢理プリンを奪ったの…」
ライ男ン「くっだらな!!もしもしお巡りさーんここに殺猫鬼がいまーす」
ライ男ンくんはその動機のショボさに呆れて警察を呼んでいます。
さっきまで目を輝かせていたチー太ーくんもあまりのショボさに固まりました。
太イガー「これで事件解決だ」
ライ男ン「真実は、いつも一つ!!」
そうしてネ子ちゃんはだいたい10年間牢獄で過ごす事になりましたとさ。めでたしめでたし。