5年ぶりに会場を変えK会館で総会
「退職者の会第41回定期総会」が11月14日(木)午後1時30分から開催されました。会場はコロナ禍で4年間利用を控えていた東京西麻布の「K会館」で5年ぶりの開催となりました。
当日は幹事も含め22名の参加登録がありましたが、当日になって参加できなくなった方もあって19名参加で総会は始まりました。
まず、会長が開会にあたっての挨拶をしました。先の総選挙で自公政権が少数与党となったことは国民の声。差別と分断の政策から夫婦別姓や同性婚問題、経済、福祉優先の改善が期待されることが話されました。次いで来賓の方からも挨拶がありました。
議事に入り、まず事務局長から活動報告と方針が提案されました。3年間コロナ禍で活動が十分できなかったので40期はバスハイクや工場見学のレクを再開しようと張り切っていたものの、輸送業界の2024年問題や円高、物価高騰の影響で費用的な問題も起き、計画が実施に移せず中止が相次いだことなどが報告され、41期はレクの取り組みを根本から考え直したいと提案しました。また、会報「ゆうゆう」の発行は会員相互の情報交換、情報提供の道具として今後も一層の発展を目指していきたいことも表明致しました。
引き続き、会員間の交流などを広げるとともに新たな会員を迎え、会員同士のつながりがさらに広がり、独りぼっちじゃないという日常を築けるような活動をしていきたいと訴えました。
次いで会計担当から1年間の活動における会計報告と41期予算案の提案がおこなわれ、会計監査役から監査の結果が適正である旨報告されまし た。
報告を受けての討議では、いま高齢者の間では大きな問題となっているマイナ保険証問題、紙の保険証を廃止するという問題で参加者の経験などがたくさん出されました。このまま廃止となれば医療にかかれない人も出るので廃止はやめさせてほしいと意見が多数出され、この総会名で「反対声明」を出すことが決まりました。
また、中止が続いているレクリエーションについては「困難が多い中でやれるところからやるという肩ひじ張らない取り組みをしてはどうかという提案もありました。
「活動報告及び方針案」、「会計報告・予算案」はいずれも全会一致で承認されました。
次いで第41期の役員選出を行いました。昨年と同じ9名の幹事、2名の会計監査委員が選ばれました。
議事を終わるにあたり、会長から新しい1歩を踏み出す決意表明が述べられ満場の拍手を得、第41期退職者の会のスタートを切ることができました。
総会終了後、出席メンバー全員の参加で懇親会を行いました。5年ぶりに大きな声で乾杯ができました。