きのうは「マイナポイントで2万円ゲット」と、つい浮かれた投稿をしてしまいましたが、このはしゃぎぶりを反省しつつ、政府がやろうとしているマイナンバーカード一本化にはクリアしなければならない問題が少なくないことを認識しておく必要があると、今日も投稿しました。
まず、マイナンバー法では「任意取得の原則」を定めているので、これに反するのではないかといわれますがその通りと思います。医療機関はカード読み取り機の設置が必須となります。きのうも述べましたが、私の行きつけの医療機関にはまだ一つも設置されていません。また、すべての国民が問題なくカードを取得できるか疑問です。長期寝たきりで入院中の人、老人ホームに入っている人、認知症の人、知的障害がある人(私の身内にいるので)、身体的障害があって移動が困難な人などなど。
また、個々の取り扱い上の問題もあります。マイナンバーカードを紛失したらどうなるか?再発行には結構な期間がかかるそうです。その間の医療機関への受診はできるのかどうなのかが全く分かっていません。
さらにカードからスマホに移行する話もありますが、スマホを持たない人はどうするのでしょうか。また、スマホを買い替えた場合、機種変更の時にスムーズにデータが移行できるか、古いスマホのデータは大丈夫か?不安は次から次と湧いてきます。
今回の河野大臣の発言・政府方針はマイナポイントという「アメ」がダメなら一本化という「ムチ」で国民の尻をたたくというもので、制度の拙速な強制的な進め方には大いに問題ありと言っておきたいと思います。
以上、まだまだ問題点はあるのだと思いますが、そういう問題点を認識したうえで、カードを作ったならば2万円分ポイント申請していただいたらよろしいかと思います。
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