相部組の諸君。君達は強い。対抗戦の早慶戦で負けたものの、帝京戦を奇跡的な逆転で勝利し、再び早稲田と闘う機会を得た。もう一月前の君達ではない。
早稲田との闘いは、ここ数年、悔しい敗戦が続いている。2年前の古田組の無念を昨日の事のように思い出す。奇しくも京都産業大学に勝利しての早稲田戦だった。
乾坤一擲。ここからは決闘だ。今年、準備期間が極端に少なかった京都産業大学が見せたあの決死の突破力。人は気持ちで、人としての限界を超える。
積年の想いを晴らすために。諸君を支えてくれた多くの人々のために。そして無念にも試合に出られない友のために。
この試合、絶対に勝とう。絶対に勝とうぜ。