ロキは今まで虚構の世界で観客を魅了、もとい支配してきたオスカーにとって初めて現れた「自分の戯曲をもってしても満足させられない(支配できない)」観客なんだし、観客(ロキ)を魅了(支配)できなきゃ戯曲家としての名折れ!って感じでどうやったら観客を魅了(支配)できるか、とか考えるうちにどんどんロキに傾倒・信頼してしまって逆に観客に支配されていった、とかかな。例えばオスカー「ロキの為の新しい戯曲作ったから感想聞こう」→ロキ「ここはこうした方が面白くならないか?」→オスカー「(ロキは真実しか言わない(言えない)から本心なんだろう。)その方が君の好みならそれに合わせて周りを調節するよ」って感じで。逆にロキ側も「虚構の世界のスター」とも言えるオスカーを自分の真実の言葉で惑わせ、支配できるんだからロキ側は滅茶苦茶愉悦感じるでしょ。
通報 ...