バカジニスト大喜利

名セリフをつぶやきたいなぁ、と思っていたところにこの話題。ありがたい限りでございます。

まずは、マンガ「グラップラー刃牙」より、範馬勇次郎の「なんて、いい女なんだ！」ですね。これは、勇次郎が息子の刃牙を殺す勢いでボコボコにしてる時に、止めに入った刃牙の母・朱沢江珠を鯖折りで殺しながら言うセリフです。なかなか自分の奥さんを殺してる時に出るセリフじゃないですね。板垣先生、半端ねぇ…！と思ったものです。

同じく「刃牙」より、渋川剛気が愚地独歩との試合の前に、本部以蔵から「ウォーミングアップしなくていいんですか？」的なことを言われた時の、「ウォーミングアップねえ…？まだまだ、スポーツマンじゃのう！」も心に残ってます。渋川は、武道家は常時臨戦態勢にあるべきという持論を持って行動してるので、ウォーミングアップはいらないと言ったんですね。ちなみに、渋川のモデルは塩田剛三という合気道家で、ケネディ大統領のSPをねじ伏せたことでも有名です。

あるドラマのセリフです
『私はね、私があなたを疑ってるのを
あなたが気づいてるのに気づいてました』

この独特の言い回し、当時、なんとか噛まずに言えるように暗記しようとしてましたww
(知ってる方いるかもしれません)

昔、老人クラブと仕事をしている時期がありました。その時のお世話役のおじいさんが元銀行員のデキる人でした。
ある日、行事の運営で問題が起こった時に、その方が「大丈夫。何かあったらワシが責任を取るから」と言われました。
思わず「かっこいい…」と呟いてしまいました。ドラマや映画ではよくあるセリフですが、生で聞いたのは初めてでした。そして、その方は本当に責任を持つとわかっていたので、重みがありました。
やはり腹のすわった言葉は心に刺さるのですね。わたしもあんな言葉を言えるジジイになりたい。

あと、ガンダムシリーズで一番の名言と思っておるのが、「閃光のハサウェイ」で“マフティー・ナビーユ・エリン”ことハサウェイ・ノアが銃殺刑を受ける寸前に言った「死ぬぐらいは、みんながやってきたことだ。僕にだって、ちゃんとできるはずだ」です。
「逆シャア」時代から、数多くの死を目の当たりにしてきたハサウェイらしい最後の言葉だと思います。

番組の企画で10年ぶりに相方と再会した加藤浩次が言った「どうしていいか分かんねえだろ、俺だって分かんねえよ！当たり前じゃねえからな、当たり前じゃねえからなこの状況！」最近のお笑い界隈でコレを超える名言は無いですし、混迷を極めた平成末期の芸能界、ひいてはこの日本を象徴した一言ですよ(・д・)

色々ありますが、心の根っこにあるのは
『これでいいのだ』ですね。
ポジティブ思考の究極だと思います。

『よう…クセエこというぞ……
思い出の品物ってできる瞬間はあっけねーなー……』
湘南爆走族・桜井のセリフ。
愛車が壊れて落ち込んでた桜井が、気持ちに整理をつけるため親友の原沢に呟く場面です。
いつまでも同じ形でいられるものなんてないんだ、と切ない気持ちになりました。

私も１つ、スラムダンクからこの台詞

『泥にまみれろよ』

チームの為に体を張れ、つぶれ役になれと言う、魚住がライバル赤木に送ったエールですが、若かれ時頃、この言葉を噛み締めながら過ごしてた記憶がありました(^＿^)

小学生時代に影響を受けたYAWARA!の中で心に残っているのは「左の引きが甘い」ですね。柔ちゃんが右手首を捻挫して、西海大学との練習試合で負けたら鶴亀トラベルへの就職は許さんって流れだったけど左一本背負いの引きが甘い柔につい敵であるはずのじいさんが助言してしまうシーンは画のタッチ含めじんとくる場面です。