バカジニスト大喜利

（そのころ、宇宙開発機構の出荷倉庫では）
？「やっぱこの季節は発電量が違うわね～♡」（バチバチ！）
？「夜なべしてアクリル１００％のセータ編んだもん！一脱ぎでガラケー２０台フル充電よ♪」（バチバチ！）
？「そんでもってそんでもって！チラッと見せる背中のラインでぇ～、殿方のお心もフル充電って、きゃ♡」（バチバチ！）

・・・・・・

・・・・・・

ルディ「私いつ出荷されるんだろう・・・・・」

ルディは同じ倉庫で長い時を共に過ごしているAIロボットに問いかける。
「ねぇ？どう思うアール中」
アール中泥酎「。、＞/*＠＊＃＄」
「そうよね！私もそう思うわ！ひどいわよね！」
「（９９（＠」￥！！’’７＋：」
「いいこと言うわね。そうねやっちゃいましょう！そうと決まれば行動だわ、行くわよアール中！」
「ゅ＄＄％＞＞＜＜」
そう言うと二体はスキップしながら倉庫のシャッターへと向かうのだった。

キャラ追加：「アール中泥酎」
プロフィール：同じく宇宙開発機構が作り上げたAIロボット、甲種焼酎で稼働する甲性能エンジン搭載。
高度演算の元に発せられる言葉は人類には認識できない（アンドロイドはコーデックをダウンロードすることで理解できるようになる）
まぁまぁ何でもできるが基本酔っている。

私、ルディこと「RD(Real Doll)3659-47F(Female)」は宇宙開発機構に作られたアンドロイドだ。
元々は人間に代わる兵士として開発されたが、人口爆発に端を発するバカげた戦争は終わり、人口統制による平和が訪れた今、私たちは様々な目的で生み出され続けている。
「男性型は戦争を連想させるから」と女性型に限定され、「リアルドール」という名前を付けられて…
きっと宇宙開発機構の上層部ってのはエロオヤジしかいないはずだ。

そんな中、「欠陥品の3000番台」という有り難くない異名を付けられた私たちは“後輩”たちに先を越され続けて、未だにこの倉庫内で3日に1度の充電とくだらないAI劣化度相互テスト(要はただの世間話)を繰り返す日々だ。

出荷倉庫を抜け出したルディはアール中泥酎にまたがり走り出す。
行き先も解らぬまま暗い夜の帳りの中へ。

「欠陥品とアル中…いいコンビね、私たち…」
「￥＄＜￢ΘДΔ◎Ⅹ⊂∽⊥」
私は知っている。
なぜ、“欠陥品の3000番台”なんて根も葉もない噂が流れたのか、を。
3000番台の開発は、宇宙開発機構総裁の肝煎で始まったそうだ。その分2000番台以前とは比べ物にならない予算が注ぎ込まれ、余りにも高性能になり過ぎた。気が付くと「作れば作るほど、売れば売るほど赤字」という状況に陥り、価格はそのままで性能を落とした4000番台以降が作られるようになった。
宇宙開発機構上層部は、“欠陥品の3000番台”という噂を流すことで、3000番台の生産をストップさせることに成功した。
だから、性能は4000番台より私たちの方が上。
若さだけに目が行って、中身が空っぽの子達を掴まされた現場の人達は可哀想ね…
あらやだ、私ったら…これじゃ、お局様じゃない…

「％６＆’（”））１００＊＊；」
「え？１００クレジットで変える温もり、熱い缶酎ハイを忘れるなって？わかってるわよ、でも飲酒運転になるんじゃないかしら？」

「で、それ飲んだら真っ直ぐその“スペースギャング様”の所に行くんでしょ？」
「※─Ⅱ●╂①ιЭⅤ≧℃￥」
「えっ、この辺Wi-Fiがないから場所が分からない？アンタ、酔ってるわりに変なとこ真面目ね。そんなの当てずっぽうで行けば、いつかは辿り着くわよ。さ、行くわよ相棒！」

❮ 編集者よりお知らせ ❯
20:00～21:00まで、2回目のキャラ変タイムを行います。
プロフィールを変えたいキャラがあれば指定した時間内に『【キャラ変】キャラ：○○○○／◇◇◇◇◇◇という設定に変更』とコメントしてください。
キャラ変した登場人物は、以降その設定で進めてください。
（キャラ変タイム中も物語の進行はＯＫです。）

すみません、告知忘れましたが21:00まで...

キャラ変タイム！

...です🙇‍♂️💦

プロフィールを変えたいキャラがあれば指定した時間内に『【キャラ変】キャラ：○○○○／◇◇◇◇◇◇という設定に変更』とコメントしてください。
キャラ変した登場人物は、以降その設定で進めてください。
（キャラ変タイム中も物語の進行はＯＫです。）

暗闇を走り初めて数分後、まるで二人運命を誘うかの様に眩い光が二人を照らした。
今まで見た事のない大船が、暗い夜空に突如現れたのだ。

「なんでやんすか、アンタらは？」
覆面を付けた男が船から降りてきて言った。
「私は、ルディ。そして、こっちはアール中。あなたたち、スペースギャングよね？地球に人間の収穫に行ってるんでしょ？宇宙の旅には私たちみたいなAIの存在が必要不可欠じゃなくて？」
「まぁ、ちょうどアッシらも探してたとこでやんす。ところでお姉ちゃんロボットの方は見たことないタイプでやんすね。型番は何でやんすか？」
「RD3659-47Fよ…」
「へっ、欠陥品でやんすか！まぁ、いいでやんす。船の修理をしたばっかりで金もないし、静電気で3日動くんだから電気代もタダみたいなもんでやんすから…」
「じゃあ、乗せてもらうわね。あ、そうだ。アール中、人間用の言語も出せるのよね？ちょっと何か言ってみてくれない？」
「ガガガ…ピー………ｼﾀﾏﾁﾉﾅﾎﾟﾚｵﾝ…」
「…システムのアップロードが必要ね…」

（ただいまアディショナルタイム中です。22:30で終了気配がない場合は私が強引に締めちゃいます）

タイムアップ！...ですが

本来ならここで私が強引に締めて深夜のﾑﾌﾌ💕💋タイム『官能小説編』を行おうかと思いましたが、あまりにもみなさんのストーリーが面白く、やはり結果をみたいので編集者権限wで続行します！
明日の第二部開始時間であるAM10:00を終了時間としますので、まだまだ投稿お願いいたします🙇‍♂️

「艦長～！ロボット2体拾ったでやんす～！」
覆面の男は明るい口調で、やたら長身の男に話しかけた。
「不要だ。廃棄しろ」
「いやいやいや、何かと便利でやんすよ。しかも、燃費だってタダ同然」
「この船には必要ない」
「じゃあ、アッシの私物として置かせてもらうでやんす」
「フン…勝手にしろ…」
振り向いた長身の男は身体中に機械を取り付けていた。…いや、身体が所々機械で出来ていた。
「む…地球人のパトロール船か…？」
長身の男は足早に去っていった。

窓の外に光る一艘の船が覆面の男の目にも飛び込んできた。
その瞬間、覆面の上からも解る程の険しい表情を浮かべた。

スペースシップ内は混乱していた。
モーニンの特殊能力で命からがら地球まで戻ることが出来たが、スペースギャングへの対応で侃々諤々の議論が行われていた。
知能の低い怪物と思われていたスペースギャングが言語を使用する人間に近く生物であり、しかも人間の協力者がいる。そして、その協力者は…！

（タイムアップの時間ですがまとまりそうな予感がしてきたので11:00まで延長します！）

「とにかく相手の戦力が分からない以上、まずは平和的解決を目指そう。幸い、相手は言語を解する生物のようだし」
「あんなヤツら、シップの主砲とモーニンの特殊能力があれば、すぐ倒せるわよ！」
「リンリン、お前は少し黙ってろ」
「あの覆面の男、あれはお前の後輩の…」
「あぁ、あれはジャスティンだ…しゃべり終わる度に髪をいじるクセは間違いなくアイツだ…」
「もっとめちゃめちゃ分かりやすい特徴出てたけどな」
「アイツを通して説得を試みようと思う」

再び木星宙域に戻ってきたスペースシップ。
「よし、通信回線を開け」
「…待ってたでやんす」
「おい、お前ジャスティンなんだろ？」
「ふ…いつかはバレるだろうと思ってましたが、そんなにすぐに分かるとは…なんで分かったでやんすか？」
「いいか、人間クセってのはなかなか抜けないもんでな。お前がしゃべる度に髪をいじっていたから、わかったんだよ」
「…いや、もっと分りやすい特徴出てたっての！」

「もうガマンできん！」モーニンの目付きが変わった。
「モーニン、一日何度も能力を使ったらオマエの身体が…」
「地球を救えるならオレの命なんて安いもんだ！くらえジャスティン！」

「宇宙とかけて二日酔いの朝ととく！その心は空気（食う気）がない」
「ギャーーでやんす！」
「出た！モーニンの特殊能力なぞかけ！　なに？もう一発いくのかモーニン？」
「これで最後だ！くらえ！」

「ジャスティン、なんでこんなことするんだ!?スペースギャングは地球人類の敵だぞ！」
「ふん、何のことでやんすか？」
「とぼけるな！お前のその船には乗ってる背の高い男は何者だ!?」
「あぁ、あれはアッシの協力者でやんす。ちょっと待つでやんす…」
覆面男は画面から消えた。
「おい、ジャスティン！どこへ行くんだ!?話は終わってないぞ!!」
数分後、画面に現れる覆面を取ったジャスティンと長身の男。
「せ～の…」
「「兄貴、誕生日おめでとうでやんす～!!」」
固まるスペースシップの3人。
「いや～、驚いたでやんすか？実は、これサプライズなんでやんすよ！」
「ハァ？おい、そいつスペースギャングじゃないのか？」
「えぇ、だからそういう設定で行くためにスペースギャングっぽい若手俳優を友達に紹介してもらったんでやんす」
「あ、どうも。一応俳優やってます。ジョニーです」
「え？その身体が機械で出来てるのは？」
「あぁ、これはそういう役をもらうために手術で埋め込んだんス」
「どんな役やりてぇんだよ！」
「ねぇ、ジャスティン！そのルークスさんたちの船戻ってきた～？」
「おい、ジャスティン！そのアンドロイドたちは…？」
「あ～、これは兄貴へのプレゼントでやんす。でも…」
「そうなんスよ！俺もせっかくだからプレゼント用意してたんスけど、丸かぶりしたんスよ！」
奥からリボンでラッピングされた、もう1組のアンドロイドとAIロボットが出てきた。
「だから、ジャスティンに『要らない！』って言ったのに…」
「いや、2体ずつプレゼントすればいいじゃないでやんすか。もし、兄貴が要らないなら、アッシがもらうでやんす」

（あと少し！もうこうなりゃ終わるまで続けましょう！）

「兄貴～　これからも兄貴についていくでやんす」
「おぉ!!　大船に乗ったつもりでついて来い!!」

ルークスのいつものオヤジギャグで特別の一日が終わった。

(フィニッシュに失敗しちゃったんでどなかた締めてくだせい💦)

❮編集者より❯
No.43チバリヨ～太郎先生の投稿は、ご自身がNo.42アガサ・クリスピー先生の投稿とタイミング被りしたと判断され、返信欄にて別ストーリー展開しておられますが、No.42とNo.43の間を埋めれば話が繋がるため、No.44チバリヨ～太郎先生の投稿から続行といたします。