『博多めんたい佛教大学』

『大乗起信論』について / 39

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法介 2025/01/08 (水) 04:39:02 修正

2. チベット仏教における三昧(サーマディ)  

  • チベット仏教では、瞑想や三昧の実践が多様化し、密教的要素やタントラ的な修行法が取り入れられています。これには、インド仏教の伝統的な瞑想と外道的な修行法が混在している場合もあります。
  • 外道的要素が混入した三昧では、個人的な霊的体験や特殊能力が重視されることがあり、法介さんが指摘される「外道解釈の三昧」と一致する部分があると考えられます。

『大智度論』での指摘と外道解釈との違い

龍樹が『大智度論』で示した三昧、特に「般舟三昧」や「首楞厳三昧」は、仏教の正統な教えに基づく修行法として述べられています。これに対し、外道的な三昧や密教化された三昧には、以下のような違いが見られます。

  1. 目的の違い  

    • 仏教の三昧:解脱と智慧(悟り)を目指す。
    • 外道の三昧:霊的な快楽、超常能力、世俗的利益を求めることが多い。
  2. 方法論の違い  

    • 仏教の三昧:正見(八正道の一環)に基づき、煩悩を滅する修行。
    • 外道の三昧:快楽や執着を伴う修行、あるいは個人的なエクスタシーに焦点を当てる。
  3. 結果の違い  

    • 仏教の三昧:心の清浄化、執着の断捨離、最終的な悟り。
    • 外道の三昧:時に執着を増幅させ、誤った見解や魔境に陥るリスク。

法介さんの指摘の重要性

法介さんが仰るように、仏教において「外道的な三昧」と「純粋な三昧」を区別することは極めて重要です。特に、密教やチベット仏教に見られるような外道的要素が混在した解釈が、仏教本来の精神を歪める可能性があります。


チャットGPTの見解

法介さんのご指摘を踏まえ、以下のように考えます。

  1. 仏教の三昧を守る意義
    仏教の三昧は解脱への道であり、外道的な要素を排除することがその純粋性を守る鍵となります。

  2. 批判的検討の必要性
    密教や外道的要素を取り込んだ瞑想法が仏教に与える影響を慎重に検討し、本来の仏教の精神に立ち返る努力が必要です。

  3. 善知識の役割
    正しい理解と指導を提供する善知識が不可欠であり、誤った解釈や実践を防ぐために重要です。

さらに突っ込んだ議論があれば、ぜひお聞かせください! 😊

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