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「〇月×日、私はヤンキー共を駆逐する為戦地へ赴いた。向かい来るＭ４は我が軍の長砲身の四号戦車の敵ではなく我々は順調に進撃しヤンキー共を大西洋の彼方を追い落とす日も遠くはない事を確信していた。だが順調に進軍を勧めていた午後にそれは突然空の彼方よりけたたましい音と共にやってきた、敵機がやってきたのだ。その双発の悪魔は瞬く間に我々の頭上へやってきたと思うと悪魔の唸り声の如く音と共に爆弾を巻き散らし味方の戦車を次々と鉄屑へ変えていく。慌てて対空砲が追いかけるがもはや射程の彼方へと遠ざかっている。遅ればせながら味方の戦闘機がやって来たがあの恐ろしき悪魔は見た目に反し素早く、追いすがる戦闘機を引き離し雲の中へ消えていった。その時ふいに味方機がガクッとふらついたと思ったら風防が開き飛び降りる男と落下傘が見えた。あの恐ろしい悪魔はあまつさえ天敵である戦闘機さえ屠ってしまったのだ！嗚呼大神オーディンよ！主よ！全能なる神よ！我を守りたまえ！雲の中からまた悪魔の唸り声が聞こえる。私は逃げなくてはなるまいと思いすぐに味方へ後退するよ・・・」日記はここで途絶えている。