みんポケ！

さっさと書け

突然、照明が一斉にして消えると、舞台の上がスポットライトによって照らされた。

そこには一人、黒いスーツに黒いシルクハット、白い皮手袋と身に着けたイケメンが立っていた。

あんみつ「Welcome,warriors!」

会場に、イケボが響き渡る。

あんみつ「では、皆様お揃いのようですので、ゲームを始めさせていただきます。」

あんみつ「Everybody,ciap,your handos!」

イケメンは少し口角を上げながら、その場で盛大な拍手を送った。

あんみつ「私はこのゲームのゲームマスターを務めさせていただきます、あんみつと申す者です。」

あんみつ「I ask that you remember it」

あんみつはスタイリッシュにお辞儀をして、自己紹介を終える。

あんみつ「それでは、ルール説明に入らせていただきましょう――――」

おもろいおね
今期キノの旅の次に期待してる

照明が一斉にして落ちる。

ハギワラ「ひっ！？」

ぼくは、とっさに懐の銃に手を添えた。

それと同時に部隊がスポットライトによって照らされた。

あんみつ「Welcome,warriors!」

司会者らしき男が登場した。なるほど、今のは演出だったのか。

あんみつ「それでは、ルール説明に入らせていただきましょう――――」

――――きた。ぼくは思わず唾をのみ込んだ。

厨二大戦のルールは毎年変わるのだ。昨年はかくれんぼ。一昨年はワニワニパニックだったらしい。

ぼくにとって有利なゲーム―――ポケモンとかモンハンならありがたいが。

他の出場者の顔を横目で見ると、やはりほとんどが祈るような表情をしている。

ゲームマスターは口角を上げた表情を崩ずさない。

あんみつ「今年のゲームは、鬼ごっこでございます。」