「こんな時間にこんな場所、急に呼び出して何の用だ」
「俺とお前の間柄だ。何の用か、なんて最初からわかってんだろ?」
「ああ、そうだな。きっかり3年ぶりだったな……まあ御託なんざどうでもいい。秒でカタをつけてやるよ、クサレポンチィ!」
「上等だぜこのマーライオン。脳みそ湯豆腐。納豆のネバネバ。ポンコツ醤油ラーメンさんよぉ!」
宿命の闘いが、今、幕を開ける─────ッ!
「こんな時間にこんな場所、急に呼び出して何の用だ」
「俺とお前の間柄だ。何の用か、なんて最初からわかってんだろ?」
「ああ、そうだな。きっかり3年ぶりだったな……まあ御託なんざどうでもいい。秒でカタをつけてやるよ、クサレポンチィ!」
「上等だぜこのマーライオン。脳みそ湯豆腐。納豆のネバネバ。ポンコツ醤油ラーメンさんよぉ!」
宿命の闘いが、今、幕を開ける─────ッ!
「オラァッララッラッララァ!」
まずドラマティック・ドラマーことマイケル・トートルドがリズムよく地面を叩く。
─────「ボンゴ闘法」。
キューバにうっすらと伝わる古き武術であり、今はもう紛失してしまった嘗ての口伝。
己が魂を以って高らかに大自然を鼓舞することにより、大地と共鳴し、精霊の力を借りるとされる妙技。
ソレの神髄を唯一現世に受け継ぐ者こそ、彼、マイケル・トートルドなのだ。