※実話です。
俺はクソみたいな奴しかいない高校生活が終わることにホッとしていて、専門学校入学したら陽キャになってやろうとワクワクしていた。そして、入学してから、数人の友人も出来、女子とも話すようになっていたんだが、その時、俺は列車で通学してたのね。
毎朝、駅に行くんだけど、よくベンチに座ってる女の子がいたのね。年は俺と同じくらいだろうか…ほぼ毎日会ってたと思う。
※実話です。
俺はクソみたいな奴しかいない高校生活が終わることにホッとしていて、専門学校入学したら陽キャになってやろうとワクワクしていた。そして、入学してから、数人の友人も出来、女子とも話すようになっていたんだが、その時、俺は列車で通学してたのね。
毎朝、駅に行くんだけど、よくベンチに座ってる女の子がいたのね。年は俺と同じくらいだろうか…ほぼ毎日会ってたと思う。
ヤバいのはお前だ
すまんお前にも当て嵌ってるぞ
俺は別にベンチに座って携帯いじってただけなんだが、ある日、その女の子が話しかけてきたのよ。
「あの、よく会いますね……」
「え?」
「学生さんですか?」
「あ、ああ専門学校に通ってますが……」
そういう他愛もない会話を何日か続けていく内にけっこう仲良くなって、向こうからご飯でもどうですか?とか誘ってきたりもした。
一応、いいよとは答えて、実際俺もけっこう楽しくて、このまま彼女でも悪くないなと思っていたんだ。
でも、色々と話すうちにこの女の子には複雑な境遇があることを知り、俺も絶句してしまった。
まず、聞いた話だけだが…
・寂しいから誰かと絡みたい
・年は当時19、俺は18だから学年で言えば1つ上
・高校は地元とは離れた所に進学するも、性格の悪い女子たちから毎日のように酷くいじめられ不登校に。通信制高校に転校してそこは卒業した。
らしい。
で、その時、俺はリュックにミッキーのキーホルダーを3つくらいつけてたもんだから、
「ミッキーすきなんですねw」って笑いながら言ってきた。
俺は、「ミッキー可愛いじゃん!俺のこともミッキーってあだ名で呼んでくれよ!で、君はミニーって呼んでいいかい?」って言った。
「いいですよw」って言ってくれたけど、呆れられてただろうな〜。
以下、ミニーとします。
あと、ミニーは常に敬語なのよね。
そして、ある日、俺はとんでもないものを見てしまうことになる。
いつものように駅に行くと、ミニーがいない。その日は仕方なく学校に行って帰りに、駅に降りたら、何やら駅がザワザワとしてて、パトカーも来てるから、何事かと思ってみたら、立ち尽くすミニーと駅のホームにうずくまってる女性3人がいるのね。
モヤモヤしたのとかなりの恐怖でその日はそのまま帰宅。次の日、朝行くとミニーがいつものようにいたから、勇気を出して「昨日はどうしたの?」って聞いてみた。
すると、どうやら、高校時代のイジメっ子たちに遭遇し、馬鹿にされたので殴ってしまったとのこと。
警察からはとりあえず注意だけで済んだみたい。
一人目は肝臓辺りにパンチ、二人目は顔面パンチ、三人目は髪掴んで引き倒しての馬乗りからのパンチの雨振らせて全員ノックアウトしたらしい。
この時も敬語だったけど、俺はこう思った。
「(コイツ、強すぎだろ……こええ((((;゚Д゚)))))」