心して読むべし
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ドリー◆コニーロールマン
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サバンナには百獣の王ライオンがいる
北極にはそのライオンよりも強いといわれる最大級の肉食獣北極熊がいる
それらをも倒すアフリカゾウ
白亜紀最強の肉食恐竜ティラノサウルス
何をしても死なないクマムシ
切断しても再生し続けるプラナリア
格闘技最強クラスの相撲界の頂点横綱
彼らは確かに強い!あまりにも強すぎる!
しかし、彼らも、この男の子ネズミ、いや雄というべきか……
そいつの前では餌に過ぎない!
そいつの名はマッチョなミッキー……奴が全筋力を解放した瞬間、すべての相手は息耐える!
あっおい待てい(江戸っ子)
プラナリアが再生できるのは特定の条件下だけだからそこまで強くないゾ
マッチョなミッキー武勇伝
引っ越しサービスのバイトをしてた時は家具を取り除くのがめんどくさいから片手でビルごと運んでた
何気なく走っただけで地形が地球規模で変わった
ライオン100匹の群れを一人で簡単に蹴散らせた
ダンベルは鍛えるための道具じゃなく握りつぶすためのもの
老人の荷物を運ぶ系のヤンキーにとってはただの悪党でしかなくマッチョなミッキーなど一瞬で葬れる
まだあるぞ
200万トンの岩石を叩き壊せる
少しジャンプしただけで勢い余って太陽まで突っ込んでしまった→無傷で生還
深海10000メートルまで息継ぎなしで泳げる
マッチョなミッキーは、地球より大きい星を消し飛ばす威力の破壊光線を殴っただけで無にする上に、殴った風圧だけでワンピースのロギアみたいな物理攻撃無効の連中や治癒能力の高い相手でも戦闘不能にします。
また彼は戦いで全力を出したことがなく余裕を持ちパンチするだけで適当に勝ってきてます。また宇宙でも生存が可能ですし、戦う場所をとらわれない点で多くの相手は戦いの土俵にすら立てない可能性まであります。
またマッチョなミッキーはその驚異的な攻撃力と同じくらい耐久もバケモノです。氷で固めてもまるで効かないだろうし、炎・熱系の光線やマグマなども筋肉の弾力だけで全て吹き飛ばせるでしょう。
ライオン100匹を蹴散らせると書いたが、これって別にすごいことでもないんだよね、襲われたからとりあえず払いのけたってだけとミッキー自身も後に答えているし……そもそも殺すつもりなんかないけど小指を動かすくらいの小さな力で軽く払い除けたらライオン100匹が勝手に死んでただけの話
マッチョなミッキーが少しでも力を出したら(本気の1割程度でも)、数千メートル級の怪獣の群れでも一瞬でワンパンだしねぇ…
しかし、ある日、そんなマッチョなミッキーに一通のLINEが届いたのであった。
それは筋肉の神様かつ惑星最強のボディビルダーと言われるロニーコールマンからであった。
彼がミッキーに送った内容とは
ロニー「FF外から失礼するゾ〜、ミッキー氏…突然だが、この俺と対戦していただこうと思ったものでな。」
マッチョなミッキー「ロニーコールマン……?聞かない名前だな。とりあえずキミの言いたいことは十分理解したぜ。あと、これだけ言っておくとFF外から失礼しますってLINEで使う言い回しじゃないぞwwwwww」
ロニー「それは失礼した。ほう、わかってくれたか…知ってるとは思うが、俺たちはどちらもアメリカというこの国の宝と言われてる存在だ。」
マッチョなミッキー「そうなのか?僕はそんなの気にしたことないけどな。」
ロニー「そこでだ。アメリカの宝とは言うものの、1つの国に宝と呼ばれる存在って2人も必要なのか?と思ったわけだ。つまり、何が言いたいかというとここで決着をつけ、どちらが本当にアメリカの宝であるべき者か決めようねってことだ。」
マッチョなミッキー「う〜ん、別にキミと戦いたくないってわけじゃないけど、そんなに難しく考えることかな?みんな違ってみんな良いでいいんじゃないかな?」
ロニー「フッ、どうやら俺とお前ではどうやっても考え方は相容れないようだ。明日、お前の住んでる街へと行くことにする。その時までせいぜい、その脳天気な頭に花を咲かせながら俺を待つんだな……では、さらばだ。」
マッチョなミッキー「いや、おい、ちょっと待ってくれ!僕が悪かったのか?」
以降、ロニーコールマンから既読がつくことはなかった。
マッチョなミッキー「まあとにかく、彼が明日来るってことは戦いは避けられないみたいだから、準備しておくか。」
そう言うと、ミッキーは部屋にある数十トンをゆうに超えるバーベルを片手に近くの海岸へと向かうのだった。そして、海岸に着くや、
マッチョなミッキー「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!」
ブンッ!!!
凄まじい雄叫びをあげたミッキーは数十トン以上のバーベルを片手で海の彼方に向けてブン投げたのだ。バーベルはあっという間に地平線の向こうまで飛んでいき、見えなくなった。
バリィィン……!!ゴオオォォ……
そして時間差で海が遥か沖までまるで地割れを起こしたかのように割れたのだ。バーベルを投げた時のスピードがあまりにも凄まじかったため、その衝撃波が海さえも切り裂いたのだろう。果たして、こんなバケモノと戦ってロニーコールマンは生きて帰ることが出来るのだろうか?
その時の光景を偶然近くを通りかかっていて見た通行人の男性は後にこう語ったという。
「海って、割れるんですね……びっくりしました」
マッチョなミッキー「ふう、バーベルを投げるのも、いいよね」
ミッキーは海岸に立ち尽くし、独り言でそう言った。
マッチョなミッキー「しかし、ロニーコールマンとの対決まで時間がなさ過ぎる…本音を言えば出来るだけ対決はしたくないが、戦わなければならない時のためにもう少しトレーニングしておくか。」
そう言うと、ミッキーはファイティングポーズをとり、
シュッ!!シュシュシュシュシュシュ、シュッ!!
1秒間に数万発は放ったんじゃないかと思われるほどのスピードでシャドーボクシングをした。
一方その頃、そのミッキーに対戦を申し込んだロニーコールマンはというと、
ロニーコールマン「ミッキーマウス……明日が貴様の、命日になるかもな。」
と、イキっていたのであった。
どう考えても明日が命日になるのはお前の気がするが