きのうは「マイナポイントで2万円ゲット」と、つい浮かれた投稿をしてしまいましたが、このはしゃぎぶりを反省しつつ、政府がやろうとしているマイナンバーカード一本化にはクリアしなければならない問題が少なくないことを認識しておく必要があると、今日も投稿しました。
まず、マイナンバー法では「任意取得の原則」を定めているので、これに反するのではないかといわれますがその通りと思います。医療機関はカード読み取り機の設置が必須となります。きのうも述べましたが、私の行きつけの医療機関にはまだ一つも設置されていません。また、すべての国民が問題なくカードを取得できるか疑問です。長期寝たきりで入院中の人、老人ホームに入っている人、認知症の人、知的障害がある人(私の身内にいるので)、身体的障害があって移動が困難な人などなど。
また、個々の取り扱い上の問題もあります。マイナンバーカードを紛失したらどうなるか?再発行には結構な期間がかかるそうです。その間の医療機関への受診はできるのかどうなのかが全く分かっていません。
さらにカードからスマホに移行する話もありますがスマホを持たない人はどうするのでしょうか。また、スマホを買い替えた場合、機種変更の時にスムーズにデータが移行できるか、古いスマホに残ったデータは大丈夫か?不安は次から次と湧いてきます。
今回の河野大臣の発言・政府方針はマイナポイントという「アメ」がダメなら一本化という「ムチ」で国民の尻をたたくというもので、制度の拙速な強制的な進め方には大いに問題ありと言っておきたいと思います。
以上、まだまだ問題点はあるのだと思いますが、そういう問題点を認識したうえで、カードを作ったならば2万円分ポイント申請していただいたらよろしいかと思います。
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hoso
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カードの登録を金で釣るなどまたそれにすぐ引っかかる国民性は情けないと思っていますが、デジタル社会はそれなりに
有益なのでそれもやむなしかと思っています。
デジタル社会が有益かが目に見えてこないことが問題で、ニワトリと卵の議論にならないように早く有益なことを見せねばなりません。物価高騰対策の一環として、野党が10万円/人配るという政策を主張していますが「10万円欲しければマイナンバーカードを登録せよ」と金で釣ったらもっと早く進むでしょう。2万円程度のポイントでも49%まで登録が進んだので10万円の威力は説明の必要は全くないでしょう。とHOSO さんのご意見にコメントしてみました。あながち的外れではないと思っています。10万円なら面倒くさくてもやるでしょう。当方2万円ではまだやっていませんが残念ながら10万円ならやる気になりそうです。因みに予算は6兆5千億ぐらい必要でも、マイナンバー登録が一挙に進めば一石二鳥というものです
ともかく現金で釣るという発想は何時の世の中にも通用します。下手な政策より現金を配る政策が有効なことは火を見るまでもなく明らかです。新資本主義政策のような言葉の遊びは止めて手っ取り早く広める方法として。合わせ技の一つとしてやると効果的でしょう。物価高騰対策や円安対策には現金のバラマキが効果てき面ですが単独ではなく何年も懸案になっている政策と合わせ技を使えば一挙に政策実現できます。そういう意味で10万円は一つの有力な価格です。1万や2万では全くダメです。