凡事徹底
2024/11/07 (木) 22:10:46
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Europa各国を旅行する際の朝食について述べると
イタリアでばバールでカッフェ(エスプレッソ)とコルネットと呼ばれる甘い小ぶりのクロワッサン。カッフェは小ぶりのデミタスカップに少しか入っていないが、ドロッとしていて独特な味わい。
フランスではカフェで大振りなクロワッサンとカフェオレ。クロワッサンは卵が入っているのか全体的に黄色っぽく、温めて出される事が多い。
イギリスではB&Bのフル・ブレクファスト。目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、ベイクドビーンズ、マッシュルーム、トマト、トーストなどの大皿盛り合わせで、超満腹になる。
ハンガリーはうーん、何だろう。パン、チーズ、ソーセージ、野菜(パプリカ、キュウリ、トマト)のぶつ切りと好みの飲み物か。なおEuropa各国でフルコースの昼食を食べた日は、夕飯をこのようなコールドミールで済ませる事が多く、イギリスのパブではプラウマンズ・ランチ(農夫の昼食)という定番ランチメニューにもなっている。
トルコもそんな感じだがギリシアのフェタ風チーズ、オリーブ、蜂蜜などが加わり、飲み物は必ずチャイ。現地人はトルココーヒーをそれ程飲まない。
旧ソ連圏のホテルではカーシャと呼ばれるシリアルのお粥がメニューに加わっている事が多い。タシケントのホテルで蕎麦の実のカーシャを食べた。この地域ではソ連時代にポピュラーだったクワスというライ麦と麦芽を発酵させた微炭酸・微アルコール飲料の消費量が増加しているとの事。
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こんな細かいことまで覚えているのに驚き。というか、私があまり食にこだわりがなく、旅先で食事に苦労した経験がない。胃がもたれさえしなければ良い食事との認識が先立つ。
それでもイタリアでのバールのエスプレッソとカプチーノは覚えている。それとシチリア島の駅で買ったサンドイッチが抜群に美味しかったこと。恐らく、塩をいいのを使っているのと、ハムが美味だったからだと思う。
ギリシアは、やたらと夜遅くまでレストランが開いていて、日が変わるくらいの時間にウロウロとしながら、レストランに入ったが、美味しかったが、薄味だった。ただ、ギリシアの食事を語るほど、色々と食べてはいない。
これはどこに行っても同じだが、ホテルの食事は、いいホテルに泊まると景色がいいので、価値がある。ナポリで止まったナポリ湾沿いで、卵城を目の前に、そしてはるか彼方に美しい漁港の向こうにそびえるヴェスヴィオ火山を眺めながらの朝食は最高だが、食事自体は、街中でウロウロしながら、店探しをするのが楽しい。若しくは、ホテルのコンシェルジェに頼んでいい店を予約してもらう。ナポリもフィレンツェもそうだったが、良い店は地下にある小ぶりの店だったりした。
この前のアメリカ旅行では、友人宅で無銭飲食を繰り返したが、オートミールだったり、ベーコンブレックファーストだったり行く先々で色々あったが、日本食が恋しいとは思わなかった。
スペインに行った時に驚いたのは、アミーガ、アミーゴがみんな友人宅に集まるのだが、勝手にみんな冷蔵庫に好きなものを入れたり、食べたり、冷蔵庫の中身にプライバシーゼロだった。そしてスペインと言えば、キッチンに垂れ下がる数々の肉。乾燥している気候だからこそ可能なんだろう。この前、スペイン人がうちに遊びに来た時、向こうのベーコンをお土産に持ってきてくれたのだが、日本で食べると脂がキツカッタ。現地だとなんとも思わなかったので不思議な感じがした。
スペインで感じたのは、ヘミングウェイ関連の観光地があるのにもかかわらず、いわゆるリベラル系の女性は彼のことを快く思っていないこと。フランコ将軍の治世が終わって自由を得た女性たちにとり、ヘミングウェイは男尊女卑の象徴なのかもしれない。そう言う時代だったと思うだけだが。
せっかくだから、ポランコがアメリカに行った方がいいと言う話をしよう。
アメリカは解雇自由の国。だから、優秀な人でもレイオフなどよくある話。自分からレイオフされたなどど、良く話す人も多い。ポランコも「アイアム リストラ社員」と堂々と自己紹介すれば、世界観が変わるのではないか。
現地で飲食すると、雰囲気でいけるように感じるのはあると思う。
モロッコで飲んだミントティーが絶妙だったので、帰国間際に市場でティーバックと生ミント(違法か)を買って持ち帰った。早速自宅で作って飲んでみたら何のへんてつもない味だった。一般的には軟水の方が紅茶に合うはずなのだが、現地の雰囲気にはそういうのを超える何かがあるのかもしれない。