ガッチャードレス102(EX)『愕然!チェックメイトEX』(違)
今期のエクステンド書き込みもとうとう王手が掛かってしまった事に気が付いた首藤であります。
このレスの後は、自分のパロディタイトル一覧の発表を残すのみ・・・
>> 2417
【おもてなしのうらばなし】
今回は思いつくまま、ライダーシリーズから原点のサブタイトルをチョイスしたので、全ライダーシリーズの網羅は考えていませんでした。
意外と、いろいろなところから引っ張っていましたね。
この中で一番自分が気に入っているのは、#32「ワタシは100%オマエの敵だし」です。
敵であるホークンと共闘し、共通の敵ハンドレッドと戦うことになったが、トモダチになったわけではないというクロトーの想いを、彼女に語らせたらということでこの形に。
原点の「友だち」に対して「敵だし」で語呂を合わせました。
この見事にハマったサブタイトルはオレも大のお気に入りです。 原典の『ゼロワン』第38話は自分の過去の汚職や悪事の証拠データを保身のために抹消した
ストーリー的に気に入っていたのは、#28と#29のスターシャイン星野編。
聖姫との遠恋は一言も言わず振り切れたカジキングの怪演が光っていましたが、#29はギーツのオマージュとも言うべき
そういえば、
>> 1845
呼び名的にも前作とのつながりを強く感じた今回。
お狐様だけでなく、ビーナスやゼウスとか前作でもじったものをまたもじり直すのは大変なんです!
放送当時、珍しく深黄泉さんがぼやいていた事を思い出しました。
28~29話は、【前作の仮面ライダー&今作の仮面ライダーが共演した際によくある”誤解による対立 → 共闘”展開】に通じるものがあるのかも?
この2編の”昭和特撮っぽい独特な雰囲気”は結構好みでしたねえ。
しかし、見返すとライダーシリーズのサブタイトルを原点としたやり方は、そろそろ頭打ちで、何でも使いすぎて手垢が付いているものも多数あるので、次作は違うものを原点とするべく考えております。
深黄泉さんの新たな挑戦に期待します。
【名付けオヤのバックヤード】
もう一つおまけに、呼び名の裏話も。
当初苦労したのは、冥黒の三姉妹の呼び名。
アトロポスのみ名前が長く、3人の語尾がバラバラだったため、最初はアポトス、クロトス、ラケトスにしようかとも思っていました。
ついでにミナトもミナトスにしようかとも。当初は敵ではないのかと思っていたので。(一時は敵に付いたが)
そうしなかったのは、二文字の方がとっつきやすいし、女性キャラだしということで。
また派生語も生まれやすそうという狙いも。
クロはいっぱい派生していったし、ラケは劇中でもラケちゃんと呼ばれていました。
番組が終わった今、三姉妹の呼び名の派生を改めて振り返ってみて、今期の深黄泉さんも本当に先見の明があったなあ、と心底感心しております。
また、ツナスパから工具や金属名が付く名前は食べ物に関した呼び名にするという無謀な試みは、舞台の一部がキッチンいちのせであったり、ホークンが食べ物ネタで言い間違えをする(ホムンクルスをハムの燻製、ハンドレッドをパンナコッタ等)のにも一脈通じていたのではないかと思っています。
あとはケミーの呼び名はよく100以上も考えたものだと自分でも思います。
実はかなり昔に考えていたものも蔵出ししたので、もうストックはスッカラカンです。
ライダーの呼び名を動詞で統一できたのもひとつの試みでした。
アルケミーは最後は○○ケミーで終わりたかったので、トモニアルケミーで終われて満足です。
・アルケミー → モットアルケミー → ヒカレミー → モヤセミー → タエロミー → ワタレミー(ワカレミー) → トモニアルケミー
・ユメミレー → タソガレー
・ハシレユー → ズットハシレユー → ツッパシレユー
トリプルライダーの呼び名も、最後まで「ミー」「レー」「ユー」と同じ語尾で統一されていた(『ガッチャード』のライダーの名前の語尾が”ド”で統一されていた点とも対応?)深黄泉さんの非凡なネーミングセンスに脱帽です。
1年間、本当にありがとうございました&大変お疲れ様でした!
しばらくはゆっくりお休みください! 新番組は明日から始まりますけど