【ふかよみのもうちょっとじかんを…】(ガッチャードバージョン)
まずは、最終回について…
結構、突っ込みどころが随所に。
・巨大化するオソレギオンの中に、四股を踏んでいるオソレロイドがいる!
・オフザケ設定だと思っていたウゴケナクナール溶液があんなところで活躍するとは!
・新地球調査に飛び入り参加のカジキングに、サビマールが「1名追加で」と言うと「ああ」と言いながら何故か指輪をかざそうとするミナス。それを制止しようとするサビマール。
・新地球と言えば…
>> 2389
あと、ホークンが錬成した新しい地球(同じ石ノ森作品の『サイボーグ009完結編』の設定を思い出しました)って、地球人類にとってはすぐ近くにいきなり広大な領土が出来たようなものなので、将来所有権を巡る国家間の対立やら領土獲得戦争やら不法移住の問題やらが勃発しなきゃいいんだけど・・・その辺りにはあまり深く触れないのが無難か?
アレって異空間にホークンが作ったものじゃないのか!
しかし、あれが一般的に見えるものだとして、それが仮面ライダーに変身する男子高校生が錬金術で創り上げたなんて誰が信じるだろう?
しかも、土台はオソレギオンと金塊とグリオン成分…
むしろ数ヶ月後、ケミーのことを忘れて世の中平和になりましたじゃなくて、新地球のことで騒然となってるんじゃ?
オカルト案件や陰謀論に発展、「超常現象たっちゃんねる」(世間的にはこう呼ばれている?)で取り上げて大事になっているのでは?
やはりしばらくはケミーの生息地として秘匿にし(ホークンでも現状人間とケミーの共存する世界をガッチャするのは時期尚早と解っただろう)、シースパと金剛ラボが共同で錬金術的なバリアを開発して新地球を覆い、秘密が漏れた時にはミナスやサビマールたちが必死で記憶を消去しまくることが肝要?
・グリストはあんな世界を完成させたくて躍起になっていたのか?
もし、ホークンが黄金の呪縛から目覚めなくとも…
グリスト「エルドラドが完成した。これが永遠なる静止。 美しい輝きだ。
ハハハハ…!
…んっ? いや、まだ完全じゃない。まだ完全に金色に染まっていない!
私が残っているではないか!私も…金色に染まらなくては…」
自らに金色に染まる錬金術を施すグリスト。
身体が次第に金に変わる中、満足げな笑顔を見せるグリスト…。
そして金の像と化したグリスト。
はこうして静寂した金の世界が完成した…。(完)
・後は、コケたホークンに手を差し出すリンリンが「あれ? 前にもこんなことなかったっけ?」という第1話オマージュや、「万物はこれなる一者の改造として生まれうく」と言うリンリンに翻弄されていたホークンが、最終回ではこの呪文を使って道を作ったり、地球を作ったりして成長を見せたが、これも第1話との見事な対比になっていた。