視聴感想掲示板

【ふかよみのもちっとじかんを…】(ガッチャードバージョン)

　
>> 1839
地上げ屋はともかくとして、村の未来のために行動していたキュウビマルガム（チラッ）が、いくら悪役を演じるためとはいえ、村の未来を憂いていた（少なくとも最終処分場受け入れの完全賛成派ではない）村長や、グラタン＆カジキンダイチを犠牲者に選んだ点はちょっと腑に落ちません。　※マルガムの正式名称は字幕放送により判明

>> 1840
　東映公式サイトによると、村長が犠牲者に選ばれたのは、村の未来を諦めようとしたから、との事。
　仮に【村人の反対を押し切って強引に最終処分場受け入れを推し進めていた】って事なら大いに納得できたけど、本人は今回のラストで”村を元気にする方法”が見つかって心の底から喜んでいたようだし、前回のような「（この村で暮らしたいのは）もちろんだよ。　でも、村からは活気が失われていくばかりだし、もう（最終処分場化を）受け入れるしかないのかもしれない･･･」って消極的な態度でもアカンかったのか。

まず、お狐様がなぜ怪人(マルガム)化したのかを考えてみると、ヒトでなくてもグリオのわら人形のようなモノでも、悪意があればそれにに引き寄せられてケミーが取り込まれ怪人になるのはご存じの通り。
つまり、あのお狐様には、人間に対する悪意があったことになる。

あのお狐様、おそらく道祖神の一種なのだろう。
村の外れにあるお地蔵様や石像、石碑、あるいは単なる石の場合もあるが、道祖神というのは、村の護り神と言われている。
反面、道祖神は祟り神とも呼ばれ、道祖神にまつわるホラーなども多い。
道祖神は村の護り神であっても、村人全員の護り神とは限らないかもしれない。
村に仇成す者、また道祖神をないがしろにする者には、恐ろしい祟りがあるから。

消極的であろうと、本意でなかろうと祟り神であるお狐様には関係なかったのだろう。
（アンケートなどでも、「どちらかと言えば賛成」は単なる「賛成」に加算されて統計を取ることが多い）
村の長が村を見捨てるような発言をすれば、他の村人も追随する可能性もあるため、真っ先にスケキヨにされたのだろう。

地上げ屋はもちろん当たり前だが、前編で「面倒くせえ仕事は全部俺たちに押しつけやがってよ！」と文句を言っていた背景は、先に九ツ村に赴いた地上げ屋も怪異に遭っていたからかもしれない。
レンレンは自分が妖怪騒ぎに直面し、ホークンたちを九ツ村に呼んだが、その前からケアリー(オダイジーニー)やベロソル(アンベロッサ)が妖怪に扮して観光客や新参者を追い払っていたのではないかと考える。
それはもちろんお狐様がやらせていたこと。ナインテイル(キュービー)は同質性からお狐様に引き寄せられ、ケアリー(オダイジーニー)とベロソル(アンベロッサ)  は、子分的にナインテイルにくっついてきたのだろうと推測。

>> 1840
　あと、星野(グラタン)とカジキンダイチが狙われた理由は同サイトで「シンプルにお狐さまの気に障ったのかもしれませんね」ってかなりテキトーに書かれてて「それでいいのか？」と思いました。

星野(グラタン)とカジキンダイチ（採用！）については前編で、

星野「この村にはお狐さまが祀られておられるでしょう？」
民子「はい！」
星野「祈りを捧げる人々が減り、神は力を失った｡そして魑魅魍魎がはびこるようになったのです｡しかし、これからはこの星野が村を守る神の使いとなりましょう」

と星野はお狐様に自分が取って替わるような発言し、カジキングはそれを持ち上げた。
お狐様の逆鱗に触れたのは、当然と言えましょう。

まあ、【地上げ屋に対するお狐様の”怒り”がナインテイルと結び付いてマルガム化した → そのせいで”怒り”がやや暴走してしまい、根っからの悪人ではない村長やグラタン、カジキンダイチも狙われてしまった】と解釈すれば、個人的に納得できなくはない･･･かな？

そういうことですよ。
それに前作で何度も聞いたじゃないですか。
「キツネだからな」

>> 1839
仮面ライダーを騙してキックをさせる事によって、タダで村の大きな観光資源をガッチャ！

ガッチャード的な終わり方としては、お狐様自ら観光資源を導き出して、廃村の危機を救ったと言うことだろうけど…
実際、これはハッピーエンドなのだろうか？
このアト、九ツ村が温泉を観光資源と活用するためには、
①温泉の噴出が一時的なものでないことや、温泉の効能、温度、無害の証明などの科学的な調査。
②温泉を村の中心部に引き込むための大規模工事。
③上記には莫大な資金を要すると思うが、村の財政ではムリだと思うので、クラウドファンディングも考えられるものの、恒久的な事業にするためには、デベロッパーなどの大企業の誘致が必要。
④温泉以外にも、観光資源となるような土産商品の開発や、交通の利便性の確保…など洪水のように難問題が九ツ村に押し寄せると思われるが、あの村長さんで大丈夫ナインかい？

>> 1839
　祠にお参りに来ていたおばあちゃんを閉じ込めて脅かしたのは、【孫を奮起させて祖母との絆を深めようとした】＆【マーキュリン／キンキラヴィーナ／グランドサターン／ジュピッタ（チラッ×4）とファイヤマルス(アレッス)をガッチャさせてライダーキックの力を高めようとした】お狐様の深謀遠慮があった、という事で理解できましたが。　 劇中では着弾すると爆発する勾玉状のエネルギー弾を飛ばしてたけど、アレを連射して岩を崩す事はできなかったのか？

あのシーンだけ妙に浮いていた感じがしました。
一つ目の大顔（OPでは大妖怪と出ていたが）は、オキツネサマゴーキンが見せた幻影だと思ってるが、ネットではバックベアードではと思い込む人が多かった。

https://twitter.com/korinkomachi/status/1774415932506689704
https://twitter.com/hetyanpinpon/status/1774285984131420331
https://twitter.com/masa_mas_a333/status/1774253163727729036

西洋妖怪と和妖怪が辺境の村で共演するとは思えないけど。（笑）
あれは、ベロソルがマルガムから解放されても、お狐様の妖力に縛られ（そして増強され）、見せた幻にした方がよかったのでは？