あけましておめでとうございます。主務の一場勝稀です。
今は群馬への帰省で関東平野の端っこで太陽光を大量摂取中です。
本題に移らせていただきます。幹部という立場で過ごした2ヶ月を振り返ってですが、「なんでもないようなところにも問題が転がっている」というのが今の感想です。組織の理想はどういったものなのか、このままで大丈夫なのかと考えを巡らせることはやはり幹部という立場に立ったおかげなのかと思っています。
「現状維持は停滞」という言葉は私の座右の銘の1つです。そこからこのヨット部にも新しい考えを取り入れ、進展を図り、動いたことが2つあります。ひとつは成功、もうひとつは失敗という形に終わり、その分かれ目となった要素のひとつは「組織の地盤」だったと考えます。新しく始めることそのものはそこまで難しくないですが、中身を考えれば考えるほど問題点が湧き出すところが大変なところでした。そして、この地盤固めが後々の成功、失敗に響いてくることを私は学びました。
このヨット部において地盤とは、なにを指すのか。ヨット部全体で考えると「人」だと思います。昨年の震災を通して、直後の春合宿ではヨットも救助艇もセールもなく、その身一つで琵琶湖入りしたと言っても過言ではない状況のなかで多くのご支援をいただき、いかに人との繋がりが重要なのかを実体験として感じることができました。本当にありがとうございました。
第74代で、この「人」に動いてもらう、動かす立場の幹部になり、例年に沿った簡単なことばかりではないです。そこで、イレギュラーに負けない気持ちを持つことが大切であると同時に、いかに「人」に頼れるかが大切であると思っています。そのために「挨拶・礼儀・感謝」を忘れずに、頼り頼られる関係を築いていきます。まずは、この冬季オフで問題点を解消していきます。
最後になりますが、OBさん・OGさん、ご家族、関係者の皆様、日頃よりご支援、ご声援をいただき、ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。