Old | New | | Differences |
---|
1 | | - | |
---|
| 1 | + | 平素よりお世話になっております。
|
---|
| 2 | + | 第73代主将を務めさせていただきました松井康赳です。
|
---|
| 3 | + |
|
---|
| 4 | + | 11月1日~4日に江ノ島ヨットハーバーにて開催された全日本学生ヨット選手権大会をもちまして私達4年生10名は現役生活の幕を閉じました。
|
---|
| 5 | + | インカレ期間、大変多くのOB・OGの皆様やご家族の皆様、関係者の皆様からご支援ご声援をいただきました。結果で恩返しすることができず大変申し訳ありません。皆様のおかげでどんな時も前を向き、4日間帆走りきることができました。誠にありがとうございました。
|
---|
| 6 | + |
|
---|
| 7 | + | インカレが終わって数日が経ちましたが、正直引退したという実感はあまり湧いていません。平日に滝港マリーナに行きましたし、土日祝日月曜日にバイトを入れることにまだまだ抵抗があります。部活が終わり、研究1本で行けるはずなのですが、研究になかなか集中できず、ヨット部での最後の1年間が頭から離れません。
|
---|
| 8 | + |
|
---|
| 9 | + | 「もっとできたはず」
|
---|
| 10 | + | これが今の率直な気持ちです。自分に対して、チームに対して、部活に対して、同回に対して、後輩に対して、ヨットに対して、ペアに対して、OB・OGの皆様に対して、保護者の方々に対して、応援してくださっている方々に対して。これらすべての事に真正面からぶつかりきることができませんでした。あと少し視野を広く持てていたら、嫌われる勇気を持てていたら、衝突をすることを避けていなかったら、自分の意見に確固たる根拠と自信をもてていたら、他人を頼れていたら、結果は変わっていたかもしれません。自分に厳しくし続け自分を変え続けることができず、自分の弱さが最後の結果に直結したと思います。自分自身に対して厳しく仕切れなかったことが1番の後悔です。
|
---|
| 11 | + |
|
---|
| 12 | + | また、年始に令和6年度能登半島地震が発生しました。艇庫は半壊し使えなくなり、これまで通り七尾で活動することができなくなりました。1月は本当に先が見えず不安な毎日でした。しかし、OB・OGの皆様や保護者の皆様など多くの方々のご支援・ご協力のおかげで2月末には練習を再開することができ、その後の活動も滞りなく行うことができました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
|
---|
| 13 | + | しかし、震災が起こって、悪いことばかりではありませんでした。3月の琵琶湖合宿、新たな他大学・団体さんとのつながり、滝港での練習、岩城さんとの出会い等。これまでになかった新しい事にチャレンジする機会を沢山いただき、自分たちに世界を広げると共に大きく成長することができました。苦しい状況には変わりないですが、その一つ一つの出会いやつながりが私達の心に光をともしてくくれていたのだとすごく感じております。ありがとうございました。このつながりを大切に今後も活動していきます。
|
---|
| 14 | + |
|
---|
| 15 | + | 後輩達へ。
|
---|
| 16 | + | 1年間自分達についてきてくれてありがとう。結果で恩返しすることができず申し訳ない気持ちでいっぱいです。納得いかないことや、辛いこと、大変なことを沢山させてしまったけど、江ノ島インカレ最終日まで共に帆走りきってくれてありがとう。皆の支えのおかげで最後までやり向くことができました。皆は個性にあふれています。個性が豊かな人が集まると様々な価値観や考え方を学ぶことができると同時に、意見の衝突も多々起こります。そんな時は思いっきりぶつかって下さい。自分の意見をしっかり伝えて、相手の意見もちゃんと聞いて受け入れる。自分の意見ばかり押し付けていては喧嘩になってしまうので、相手を認めることを忘れないで欲しいです。そうすれば本物の絆が生まれてくるのではないでしょうか。
|
---|
| 17 | + | また、震災が起きたことで、大きく変われるチャンスが沢山転がっています。多方面から様々なお声掛けをいただいていると思います。「これまで」に縛られることなく、どんどんチャレンジして、多くを学び、人とのつながりをどんどん広げていってほしいです。
|
---|
| 18 | + | また、今後ネガティブな精神状態になる時期が訪れるかもしれません。でも、どうかヨット部を続けてほしいです。お金では絶対に買えないかけがえのない経験がきっと沢山できるはずです。
|
---|
| 19 | + |
|
---|
| 20 | + | 同回へ
|
---|
| 21 | + | 4年間本当にありがとう。当初の半数以下になってしまったけど、この10人で最後まで活動できて本当に良かったです。1年間共に「部活」と向き合い、チームを作っていけたことを誇りに思います。本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
|
---|
| 22 | + |
|
---|
| 23 | + | 最後に拓武へ
|
---|
| 24 | + | 最後まで一番近くで戦ってくれて本当にありがとう。
|
---|
| 25 | + | なかなかいい景色を見せてあげられなくてごめん。楽しいレースを毎回してあげられなくてごめん。上手くいかなくてむしゃくしゃして雰囲気悪くしてごめん。自分の技術不足で拓武の悩みの種を増やしてしまってごめん。沢山辛いしんどい思いをさせてしまってごめん。ジャボってごめん。拓武の優しさとちょっとゆっくりな話し方に何度も救われました。我儘で、上手くいかないと拗ねて、ミスを引きずって、本当にめんどくさい手のかかるスキッパーだったと思うけど、最後まで一緒に乗れてありがとう。ハーフ~フルトラくらいの拓武のヒールトリム、めっちゃ好きでした。自分にとって間違いなく拓武がNo.1のペアです。来年、最高のペアと最高の景色を見てきてください。今まで本当にありがとう。
|
---|
| 26 | + |
|
---|
| 27 | + | 最後になりますが、4年間本当に多くの方々にお世話になりました。ご迷惑をおかけする場面も多々あったと思いますが、それでも最後まで私達を見守って下さり、またご指摘してくださりありがとうございました。今後は現役の一番近くで、新たな目標に向かって全力でサポートしていきます。後輩の皆さんいつでも応援しています。
|
---|
| 28 | + |
|
---|
| 29 | + | 多くの人と出会い、沢山の事を学び経験した金沢大学体育会ヨット部に感謝申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。 |
---|
作成