授業内容の要約としては大体こういうことでした。しかし、「甲山事件では、供述者の背景や性格的特徴を考慮し、その供述が本人にとってどれほど自然なものであるかを評価するアプローチが取られた」という部分には、同意し兼ねます。「供述者の背景や性格的特徴」はどこでどう考慮されていましたか。後者はIRE連鎖等のことから導き出しているのでしょうか。これは彼の性格がどうこうではなく、彼が組み込まれたコミュニケーションがそういうものであったということしか言っていません。むしろそれ以上を言う必要はありません。能力論につながる可能性もあります。足利事件も同様ですが、供述者が供述の場で何をしているかが問われるのです。
6点差し上げます。
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