24裁判心理学

投稿の手引き / 425

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satsugakushinri 2024/12/15 (日) 23:52:04 >> 407

 「個別性を導き出す」より「個別性を発見する」と言った方がいいと思います。結果として、コミュニケーションのパターンに、それは発見されたのです。「コミュニケーションの取り方」とはどういう意味か分かりかねるので誤解していたら申し訳ないのですが、「コミュニケーションパターンを見ていればよい」という意味であったとしたら、それは違います。一つの有効な視点ではありますが、一番とは限らない。現に足利の須賀さんの個別性はコミュニケーションパターンでなく、彼の発言の文体として発見されました。「普段のその人のコミュニケーションの取り方がよくわかるもの(日記など)と比べ、個別性をみることができる」の部分については、以前少しだけお話しした、広島港甲板長事件の被疑者供述の信用性をめぐって、被疑者の日記が参考にされました。しかしそれも、コミュニケーションパターンでなく文体でした。ここまで話してきたことで、あなたの質問に対する回答にもなったと思います。
5点差し上げます。

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