24裁判心理学

投稿の手引き / 405

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F22041 2024/12/10 (火) 16:24:40 c5bff@1aeca

今回の授業でIRE連鎖の影響は大きなものだと感じた。実際に自分が質問をされたて答えた際に、「~じゃないの?」というように聞き返されたり間があると自分の回答に不安を抱き回答を変えるということをしてしまうと思った。いい子でいなきゃいけないという思いがあるためこのようなことが起きると考え、司法面接でも同じことが起こると、本当のことを言っているのかわからなくなる。知的障碍者は暗示や誘導の影響を受けたり迎合性が高い。そのためクローズクエスチョンではなくオープンクエスチョンの方がよいと感じた。オープンクエスチョンで聞いたことに対してリアクションをしたりせずに聞いた方がIRE連鎖を起こさずに取り調べができると考えた。しかし、クローズクエスチョンをすることで正岡君が質問の意味を分かっていないということが分かったし、供述を読み込むことでその人の特性もつかめる。今まではオープンクエスチョンをするべきだと思っていたが供述分析をすることでクローズクエスチョンでもその人の特性を知ることが出来るのは供述分析の強みだと感じた。

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    satsugakushinri 2024/12/15 (日) 23:50:39 >> 405

     司法面接では再質問はしません。同一質問を繰り返すことの害は把握済みです。「いい子でいなきゃいけない」を含めて、迎合的になるのですね。もっとも回答者が迎合的になるのは、質問者の方が正解を知っているはずだという前提を回答者が持っているからですね。実体験を聞かれているのであれば、そもそもこういう事態が生じるのはおかしいです。IRE連鎖とは教師生徒間の学級コミュニケーションの一つを指す用語であって、誘導的な取調べ事態の特徴ではありません。むしろこういう事態が起こるのは、体験のない人が体験を持っているかもしれない人から聴取している場としてはおかしいことです。「IRE連鎖を起こさずに取り調べができる」ではなく「IRE連鎖が起きるような取調べや尋問はおかしい(体験聴取事態ではない)」のであります。そういう鑑定だったのです、甲山の鑑定は。
    4点差し上げます。