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2024/10/01 (火) 17:51:44
今回の授業で出てきた、精神鑑定の例えの話を聞いて精神鑑定の正確性に疑問を抱いた。何故なら精神鑑定は事件当日の精神状態を明らかにするものであり、それは今入学当時の精神状態を明らかにしてくださいと言われているようなものだと聞いたため、そう言われるとかなり精神鑑定は怪しいものだと感じたからである。また、ポリグラフ検査という俗に言う嘘発見器の中核を成すのは質問であるということを初めて知った。しかし、ポリグラフも100%完璧とは言えない。「真犯人を陰性だと判定する」が8.1%(234人中19人)で、これは検察側からすれば取り逃すことになり、警察としても悔しい思いをする上、国民側からしても犯罪者が野放しになっていて夜も眠れない日々になる。また「無実のものを陽性と判定する」は0.4%(932人中4人)となっていて、これは検察側からすると冤罪にあたり、国民からの謝罪を求められることになる上、国民側からすれば警察への信頼が無くなることに繋がる。先生の話の中で足利事件の裁判官の1人が無罪だと考えていたのに他2人が有罪と考えていたために圧力により有罪にせざるを得ないという話があったが、このように組織の中では上下関係によってミスが発生することもある為、これをどの様に変えるかが課題だと思う。しかし、組織にはほぼ必ず上下関係があり、これを変えるには組織そのもののあり方を変える必要があるため、かなり難しく感じる。
最後に足利事件に関しての情報を共有しておきます
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/retrial/shien/ashikaga.html
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精神鑑定の正しい捉え方は重要ですね。どんな手法にせよ、それがどういうものであるかを知って、盲信しないことが大切です。100%完璧ということは、人間が人間を評価する以上達成不可能ですが、せざるを得ない作業ですから、できるだけ問題を少なくする努力が必要です。これは裁判以外でもそうです。人間の支援という分野においても。
「裁判官の1人が無罪だと考えていた」のは袴田事件ですよ。組織のあり方が影響することは間違いないですが、これを心理学的に考察するには組織心理学みたいなのを勉強するといいかもしれないです。
足利事件の情報提供、ありがとうございます。みなさんが参照することができて、助かると思います。
6点差し上げます。