F22062
2024/11/06 (水) 11:19:41
e7498@fd20f
今回は司法面接で子供への面接の仕方だったが、講義を聞いて子供を事件解決や真相解明の最後の砦にしてはいけないと感じた。子供が最後の砦となってしまうことで一回きりの面接の重要度が高くなる。その分事前準備が大切になるが、面接自体も子供から言葉を引き出そうとしてかなり子供に負担がかかると思う。また、子供の特性(記憶の脆さ、非誘導性、迎合生、思い出すと思いつくの区別がつかないなど)も合わせて考えた時に子供のいうことを信じない訳ではないが確実なもの、100%のものとして捉えるのは大人の面接をした時に確実なもの、100%のものとして捉えるのとは違うのではないかとも感じた。だからこそ、録画や事前準備もするのだろうがいずれにしても子供を最後の砦としないために子供が被害に遭ってしまう、子供が巻き込まれてしまう事件が起こさせないように大人がこどもを気にかけて行くことが大事なのだと感じた。
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子供が被害証人である以上、証人としての責務はどうしても子供に担ってもらうしかないと思います。被害証人はその人しかいませんから、どうしても「最後の砦」になります。こういう法律的なことを考慮しながら考えないといけないのが、裁判心理学という領域なのであります。心理学的に言ったら、あなたが言うことは全く正しいかもしれませんが、そうできないから別の工夫が必要となるのです。もちろん制度の修正も含みますので、子供を「最後の砦」にしない制度改正への提言はあってもいいと思います。しかしその場合、被疑者の利益も考えないといけない。冤罪を起こしてもいけないですからね。
事件が起こらなければ一番いいのですが、起こってしまうからその対応が必要なのです。事件が起こらない工夫も必要ですが、そこを着地点にしてしまうと、事件が起こったときどうするかの対応が手薄になります。
4点差し上げます。