子供が被害証人である以上、証人としての責務はどうしても子供に担ってもらうしかないと思います。被害証人はその人しかいませんから、どうしても「最後の砦」になります。こういう法律的なことを考慮しながら考えないといけないのが、裁判心理学という領域なのであります。心理学的に言ったら、あなたが言うことは全く正しいかもしれませんが、そうできないから別の工夫が必要となるのです。もちろん制度の修正も含みますので、子供を「最後の砦」にしない制度改正への提言はあってもいいと思います。しかしその場合、被疑者の利益も考えないといけない。冤罪を起こしてもいけないですからね。
事件が起こらなければ一番いいのですが、起こってしまうからその対応が必要なのです。事件が起こらない工夫も必要ですが、そこを着地点にしてしまうと、事件が起こったときどうするかの対応が手薄になります。
4点差し上げます。
通報 ...