取調べにあたる側からの情報なので、取調べの現場を知るには好適な資料だと思いました。警察大学校で研修が行なわれていると聞いて希望を持ったのですが、一部幹部向けにとどまっているとは少々がっかりでしたね。ただ部下の指導にあたる上で、この研修が活かされるといいですね。
レポートの類は私的なノートではなく報告書なので、「PEACEモデル: ・・・」のようなメモ的な書き方をしてはいけません。本文にうまく入れてください。
「参考文献」というカテゴリーは基本的にありません。「引用文献」のみ。
どういうシステム変数について論じているのですか。まずシステム変数とはどういうものかを説明し、ある変数がシステム変数であることを特定し、それがどういう状況になっているかを書いていくとわかりやすいと思います。
教本があれば、ロールプレイはそれに即して行なわれるのではないかと思います。スーパーバイザーがいればもっといいです(いるはずなんですけどね)。警察に対する国民の期待と、国民の期待を警察がどう認知しているかが一番の問題のような気がします。国民の期待も、警察が認知する国民の期待も多分「犯人を見つけろ」であって、「冤罪を産むな」ではないと思います。それで取調べが糾問的(犯人発見に向かう)になります。これを情報採取へと切り替えること、情報採取が犯人の発見にもつながることをデータを示しながら研修をする(かつ国民に理解してもらう)必要があるのではないかと思います。しかし国民の意識は「犯人発見」に偏重しています。「被疑者」でしかないのに犯人扱いし、断片的な情報と推測によって「事件の真相」や「被疑者の人となり」を構築する国民たちが一番厄介だと思います。皆さんは事件報道をどうとらえているでしょうか。
8点差し上げます。