F22062
2024/10/29 (火) 15:07:54
b020f@1aeca
課題 警察の発問方法について
参考資料の16ページからを要約すると質問の種類として、「自由再生質問」「焦点化質問」「選択式質問」「はい・いいえ質問」が用いられている。「自由再生質問」は相手方が自分のペースで想起し供述することができる。また、深い想起を促すことができ、記憶を刺激することができる。誘導的にならないため記憶が汚染されることがない。などがメリットとして挙げられている。「焦点化質問」は5W1Hを尋ねる質問である。「いつ」や「どこ」など限られた回答しか得られないことから再度自由再生質問により多くの情報を得るようにしている。「選択式質問」は比較的狭い範囲の回答を示すものである。取調官が知りたい事実に焦点を絞った取り調べを可能にする。しかし、選択肢に正しい選択肢が示されていない場合でも相手方は「この中に答えがあるのではないか」と誤解し記憶になくても選択肢を選んでしまう可能性がある。したがって、選択式質問を用いる場合答えがない可能性があることを伝える必要がある。「はい・いいえ質問」はあいまいな部分について確認を求める際に適している。しかし、得られる情報も限定されてしまう。
用いる順番としては、全てを自由に語らせるため回答の制約を受けない「自由再生質問」を用いる。そのあとで焦点を絞りその他の質問方法を用いている。
https://www.npa.go.jp/sousa/kikaku/20121213/shiryou.pd
以上から、「自由再生質問」を用いることは講義の内容から予想はしていたがその後にさらに焦点を絞るために「はい・いいえ質問」を用いていることに驚いた。いわゆるクローズクエスチョンだが使い方によっては事件を真実の方向へ解決させる手助けをするのかもしれない。
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>> 185
内容が自分が参考にしたものと似ていたので資料を見てみたいと思ったのですが、リンクから飛べませんでした。何と検索したら出てくるでしょうか?
https://www.npa.go.jp/sousa/kikaku/20121213/shiryou.pd
この最後に f を入れると飛べます。
URLのコピーは正確に。
>> 189
ありがとうございます!
この資料なんですが、ガイドラインというか、悪い言い方をすれば警察庁がアリバイづくりをしたようにも見えます。一応取り調べにおける発問方法の適正化を意識していますよという態度をとりつつ、現場にそれを徹底するよう指示を出しているかはまた別という。実情を知りたい思います。
CQを入れるかどうかは本当に悩ましい問題なのですが、捜査情報を得るという課題がある警察としては、最後の手段として(ただし誘導の恐れが多分にある方法として)、CQを使用することもやむなしと考えているようです。
5点差し上げます。